ニコニコ笑顔で過ごす親子の絵に、ママが赤ペンでリアルな添削を入れたら…… 育児の“理想と現実”がよくわかるイラストに「わかりすぎて笑った」と共感続々(1/2 ページ)

どんどんツッコんでほしい。

» 2023年02月05日 07時30分 公開
[瀬山野まりねとらぼ]

 親子で過ごす日中を描いたすてきなイラスト。そこに赤ペンで厳しい現実を書き加えた様子がTwitterに投稿され話題になっています。1月31日現在、この投稿には6万2000件を超える“いいね”とともに、さまざまな「赤ペン」画像が寄せられました。現実は厳しい……!

「子育ての理想に赤ペン先生」 すてきな1日にほっこり。かと思いきや……

 投稿者は、生後11月の赤ちゃんを育てるイラストレーターのえだまめ(@edamame8piyo)さんです。

 えだまめさんが描いたのは、子育て中の午前中の様子をテーマにしたイラスト。朝7時、「よくねた! おはよー!!」とママが起床すると、赤ちゃんもベビーベッドでごきげんな目覚めを迎えた様子です。8時には、オムツ替えとお着換えをすませ、9時に朝食を迎えます。ママが「はい あーん」とスプーンでごはんを口に運ぶと、赤ちゃんはおいしそうに食べてくれました。

 11時には、ママと赤ちゃんは一緒にカフェへお散歩に出かけます。いいお天気の中、スタバのドリンクを片手にするお散歩はとっても楽しそう。赤ちゃんもママも終始ニコニコで、とってもすてきな1日ですが……これは、あくまで理想の子育てを描いたもの。現実ではないのです。

 そこで、えだまめさんはイラストに自ら現実に即した「赤ペン」を入れていきます。

「子育ての理想に赤ペン先生」 現実はこう!

 まずは睡眠時間について。理想のママは「よくねた!」と言っていましたが、現実は2〜3時間おきに搾乳があり、よく眠れてはいません。

 スムーズに見えたオムツ替えや着替えも、ママと赤ちゃんではなく「ぜったい着ないマン VS ぜったい着させるマン」の戦いであることが明らかに。赤ちゃんは、ママに感謝するどころか、自分の意志と違うことをされるのを恨んでいるかのようだといいます。

 食事中のおだやかな風景には大きなバツをつけ、「バーーーーカ」と一刀両断! ここまで現実との差があまりにあったためか、最後のお散歩シーンには11時を指す時計に「でれねーよ」と一言が添えられるのみになってしまいました。諦めを感じる……!

 かわいい赤ちゃんと一緒にいれば、ずっと笑顔で過ごせそうなもの。しかし、まだ言葉が話せず、大人と違うリズムで生活する赤ちゃんとの生活は、決して楽なものではありません。イラストでは育児に焦点をあてていますが、実際には掃除や炊事、洗濯などの家事も加わるのですからもう大変です。

 元のイラストと比べると少々激しく見える赤ペンですが、育児経験者にとってはこの赤ペンの声こそがリアル。投稿には「わかりすぎて笑った」「バーーーーカで声だして笑った」と共感のコメントが寄せられました。

 また、えだまめさんは、「みなさんお好きに赤ペン先生してツイートしてください みんなの現実見せてほしい」と「理想」のイラストを素材として提供。それぞれの家庭の「赤ペン先生」が続々と集まっています。

 どの投稿を見ても、やはりお母さんが寝ることは難しく、オムツ替えでごきげんな赤ちゃんは少ないことがわかります。また、食事やお出かけも一筋縄ではいかないのです。

 理想のイメージと現実が大きく異なるのが育児。えだまめさんの投稿のようにSNSで各家庭の「リアル」が見えることで、元気づけられる人も少なくないのではないでしょうか。

 えだまめさんは他にも、育児をテーマにしたイラストをTwitterアカウント(@edamame8piyo)で多数公開しています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」