謎の概念「薩摩ホグワーツ」が誕生、Twitterで連日トレンド入り 薩摩隼人がハリポタの世界に現れ“示現流”で魔法を打ち破る!?(1/2 ページ)
エ゛クズベリア゛ア゛ア゛ーーーーッ!!!!
ハリー・ポッターの世界に、どういうわけか荒々しい薩摩(鹿児島)の武人が混入する新たな概念、「薩摩ホグワーツ」がTwitterで連日トレンド入りする盛り上がりを見せています。どんな魔法魔術学校だよ。
J・K・ローリングも認識していないであろう「薩摩ホグワーツ」は、ファンが妄想した二次創作的な概念。現在はすでにさまざまなパターンが生まれていますが、薩摩出身のホグワーツ魔法魔術学校生が独自の呪文(?)「チェスト」を叫び、薩摩藩士の用いた剣法「示現流」で全てを解決するのが基本線となっているようです。
薩摩ホグワーツの始まりは、Twitterユーザー松永マグロ(@Maguro_Maznaga)さんのツイートから。ホグワーツ魔法魔術学校の学生生活を体験できるゲーム「ホグワーツ・レガシー」を入手し、「ホグワーッ! カラテレガシー!!」とノリノリで遊んでいたときのことでした。どうもニンジャスレイヤーの影響もありそうです。
そうして松永さんの中で生まれたのが、「早朝に飛び起きて猿叫(えんきょう※)を上げ、基礎魔法カラテの素振り300本」「敗北は恥として即切腹」といった、豪快な薩摩ホグワーツ像。「エクスペリアームス(武装解除呪文)」を「エ゛クズベリア゛ア゛ア゛ーーーーッ!!!!」と独特の発声で唱えつつ、相手の武器を腕ごと斬り落とすのですからもうむちゃくちゃです。確かに武装解除はできるけど(永遠に)。
※剣術の打ち込みや斬りかかりの際に発せられる、「キエエエエェェーッ!」といったかけ声
魔法の英知を気合で打ち破るこのスタイルは多くの人に刺さったようで、Twitterで広く認知されることに。“魔法の仕込み杖”を抜刀してトロールに立ち向かったり、爆発の呪文を猿叫と杖の一撃で代替したりと、豪傑ホグワーツ生のイメージはどんどん拡大しています。なお、むちゃをするたびに「魔法省からは禁止されている」と付記されるのも、お約束となりつつあるもよう。
ほかにも、鯉登少尉(ゴールデンカムイ)や島津豊久(ドリフターズ)など、薩摩出身の武人を魔法ワールドと交ぜる人や、第5の学生寮「薩摩」を想像する人、薩英戦争の史実から薩摩とホグワーツの関連性を見いだしてしまう人など、反応はさまざま。これを踏まえて魔法ワールドシリーズに触れると、また違った楽しさが生まれるかもしれません。
なお、実は「ホグワーツ・レガシー」には愛知県豊橋市にある「トヨハシ・テング」なるクィディッチチームについての言及があります。同チーム、実はゲーム以前より存在した設定なのですが、クィディッチで敗北したときに自らのほうきを焼き払う慣習があり、国際魔法使い連盟クィディッチ委員会はこの慣習に難色を示しているそうです。薩摩ホグワーツも、実在していてもおかしくない、かも……?
協力:松永マグロ(@Maguro_Maznaga)さん
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