『推しの子』の横槍メンゴ、チャットAIに経歴を捏造される なぜか“藤田和日郎”要素が混ざった人物像にツッコミの嵐(1/2 ページ)

「『チェンソーマン』で知られるように」だけ、ある意味合ってる。

» 2023年02月21日 18時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 『クズの本懐』や『推しの子』で知られる漫画家の横槍メンゴ(@Yorimen)さんに、チャットAI「ChatGPT」がついた大ウソにツッコミが殺到しています。横槍メンゴさんの代表作が『双亡亭壊すべし』……!?

ChatGPT アニメ化も決定した『推しの子』(画像はAmazon.co.jpより)

 これは「横槍メンゴについて教えて」と、本人が自らChatGPTに聞いたときの反応。AIによると、横槍メンゴさんは2009年に発表した『双亡亭壊すべし』で2010年に第4回「このマンガがすごい!」のオンナ編1位を獲得し、同作の「ミステリー漫画×食べ物」をテーマにした独自の作風で多くの読者を魅了したことになっています。

 しかし『双亡亭壊すべし』は藤田和日郎さんが2016年に連載開始した作品ですし、ミステリー要素こそあれ食べ物の話ではないですし、少年漫画なので少なくともオンナ編の1位は取らないですし、そもそも2010年の「このマンガがすごい!」は第4回ではありません。何ひとつ合ってねえし、かすりもしねえ……!

 なお、AI史観ではその後横槍メンゴさんは『探偵が早すぎる』や『チェンソーマン』などの作品で知られるようになり、現在も精力的に活動を続けているとのこと。Twitterでは「本人の作品が1つも挙がっていない」「活動範囲広い」とツッコミの声が上がる一方、横槍メンゴさんが熱狂的なチェンソーマンファンであることから、「『チェンソーマン』で知られるように」のくだりだけ正解とする声もみられます。

ChatGPT 編集部でも試してみた結果。『リヴァイアサン』は17世紀の政治哲学書のほうかもしれない

 なお、編集部でもChatGPTに同じ質問をしたところ、横槍メンゴさんは「過激な暴力描写や独特の画風、強烈なストーリー展開で知られる日本の漫画家で、社会問題や政治的なテーマを扱った作品も多く、その作品世界には強いメッセージ性が込められている」と、部分的に合っているような寸評が返ってきたのですが、代表作として『バキ』シリーズ(板垣恵介)と『リヴァイアサン』(大塚英志原作、衣谷遊作画)が挙げられ、台無しになりました。人間には思いつきそうもない捏造ができる点はさすがAI(?)。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/17/news163.jpg 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  4. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  5. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. /nl/articles/2412/17/news049.jpg 「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
  7. /nl/articles/2412/17/news183.jpg 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  8. /nl/articles/2412/17/news144.jpg 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】
  9. /nl/articles/2412/17/news078.jpg 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  10. /nl/articles/2412/17/news033.jpg セリアのふきんに、糸で“ある模様”を縫っていくと…… 思わずため息がもれる完成形に「美しい」「やってみます」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」