「高専の卒業研究でピッチングマシン作った」→球速300km/時のモンスターマシンが誕生 「魔球にもほどがある」とネットが騒然(1/2 ページ)
すごい。
高等専門学校時代に卒業研究でピッチングマシンを作ろうとして、時速300キロで投球するモンスター級の機械を生み出してしまった、という投稿が注目を集めています。
5年前にピッチングマシンを作ったというマサロフ(@HK33A2)さんのツイート。当時の教授が野球部の顧問をしていたことから、卒業研究のテーマとして「安く作れるピッチングマシン」を提示され、作り上げたものだといいます。
実際に投球する動画も公開されていて、その迫力は野球ボールというより砲弾を思わせる勢い。動画では投球速度が少し落とされているそうですが、それでもかなりの勢いがうかがえます。
製作にあたっては、共和技研の「トップガン」というピッチングマシンをベンチマークにしていたとのこと。ちなみに共和技研の公式サイトには、安全性と実用性を考慮して170キロ以上は出ないようにしてはありますが「最高速度は300km/h以上も可能」と記載があります。市販のピッチングマシンも、安全面を考慮して発射速度をセーブしていたんですね。
ねとらぼ編集部では、教授から「やりすぎだ」と言われてしまったというマサロフさんに、ピッチングマシン製作当時のことを聞きました。
――ピッチングマシンを見た教授や周囲の反応はどうでしたか
マサロフさん: 教授からは「過剰スペックでやりすぎ」「速すぎてバッティング練習にすらならない」「ハイスピードカメラでボール発射時の撮影したい」、友人からは「発射音がうるさい」「アホじゃんw」と言われました。卒研発表を行った際に聞いていた教授陣も苦笑いしてました。
――安全面で気をつけたことがあれば教えてください
マサロフさん: 設計の面では、圧縮空気を使うため装置が壊れてしまわないようにタンクなどの耐圧に余裕を持って設計を行いました。装置の製作時間短縮と費用削減のため、研究室の先輩が作った別の装置から部品の流用をしたり、設計を簡略化したため、部品の耐久性に少し不安なところもあったのですが、時間の都合上消耗品と割り切りました。本当は作り直したかったです。
また、装置製作後に、球速を落として実用的な球速になるように砲身となるパイプを短縮したり、ボールの発射を中止して装置からボールを安全に取り出せる機構を追加したりしました。
ボールを使わない空撃ちによる装置の動作確認までは、研究室前の半屋外空間で実験していましたが、どうしても人通りがありました。ボールを撃つ際はグランドを借りて、射線上に人が入らない様に、防球ネットを立ててボールが飛んでいかない様に気をつけていました。
――実際にバッターを立てたテストなどはしましたか?
マサロフさん: 卒業研究は1人で行っており、設計のやり直しなどで装置の完成が遅くなったことや、データの収集や期末試験などに追われていたこと、安全面などを考えて、バッターを立ててのテストは行いませんでした。
苦労のかいもあって、このピッチングマシンのコストは市販員の10分の1に抑えられたとのこと。なお、後輩が別の研究にパーツを流用したため、既に解体されてしまったといいます。
Twitterではあまりの威力に「300km/hのナックルとか魔球にも程があるやろ…」「建前はピッチングマシンの武器」と驚く声がたくさん寄せられていました。
画像提供:Масарова(マサロフ)さん
関連記事
- 「なぜ、入れたw」「涙が止まらない」 2度と出てこられなくなったロボット掃除機の切ない動画が人気
「3日に1回はこれになって充電切れで死んでる」など経験談も。 - 「人体錬成」で作られた人と思われそうな「成分表示」バッジ話題に 「魂持って行かれちゃう」「社員バッジと共につけたい」
オトウト「ニイサン!?」 - シリコン粘土で作った「シマエナガ」が溶けちゃった 「そうはならんやろ」とツッコミ殺到
どうしてそうなった!? - 「違和感のなさに逆に違和感」 画像生成AIに「ウミネコ」を描かせてみたら予想以上にカワイイ何かが生まれる
「肉球あるのかな?」「コレは肉球ついてますね」など肉球を期待する声も。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
-
“プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
-
100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
-
「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
-
「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
-
「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】
-
鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
-
セリアのふきんに、糸で“ある模様”を縫っていくと…… 思わずため息がもれる完成形に「美しい」「やってみます」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」