ペンチを油圧プレスにかけたらどうなる？ いろんなペンチで試すチャレンジがなんかクセになる（1/2 ページ）

はたして生き残れるペンチはいるのか。

[モトタキ，ねとらぼ]

　7種類のペンチを油圧プレスにかける耐久チャレンジ動画が興味深い結果となっています。見ててなんか興奮してくる。

ペンチ破壊

実験に使うペンチ。新しく購入したこちらの6本に、1970年代に購入した年季の入ったペンチを加えて実験

ゆっくりともげてしまう

　本来ペンチもどちらかといえば“プレスする側”ですが、この動画では油圧プレスを使い、持ち手の部分に数百キロの圧力をかけていきます。

　まずは4ミリのクギをペンチの先で挟み、油圧プレスの圧力で切るテストをしていきます。クギが何キロの圧力で切断できるのか、その数値とクギが切れる瞬間を見ることができます。

　最も少ない圧力で切断できたのはドイツ製のペンチで、記録は118キロ。逆に最も高い圧力を要したのは1970年製のペンチで、231キロという結果になりました。ちなみに、最も安価だった1.5ドル（約200円）のペンチは、切断できずに壊れてしまいました。脆すぎる。

完全破壊

分解していく

　本番の耐久チャレンジでは、ペンチはさらに容赦なく破壊されていきます。ゆっくりとした加圧と、突如訪れるペンチの死。角度をつけて複数のカメラで撮影しており、破壊の瞬間を多角的に、スロー映像も交えながら見せてくれます。

猛者のペンチ

　ほとんどのペンチは破壊されましたが、45ドル（約6000円）と最も高価だった米ミルウォーキー製のペンチだけは無事に生き残りました。耐久テストの後にいろいろと試してみても、正常に稼働。タフ過ぎるぜ。

　動画を公開したYouTubeチャンネル「Crazy Hydraulic Press」では、他にもヘルメット、オノ、硬貨、ダイヤモンドなどに油圧プレスで圧力をかけたチャレンジ動画を投稿しています。