大学生「勉強机でサメの標本を作る」→“衝撃ツイート”に質問続々 標本作りの工程を詳しく聞いた(1/2 ページ)
勉強机で作れるのか……!
勉強机の上でサメの頭骨を標本化するという、大学生のツイートが衝撃的だとして、約3万2000件のいいねを集めるほどの反響を呼んでいます。ねとらぼ編集部では、標本の作成時間や標本作りの難しさについて詳しく聞きました。
サメの標本を自作したという大学生のHiroki(@Hirokicreature)さん。自力で標本を作成するというのも驚きですが、作業場所はなんと“勉強机の上”だといいます。魚類の図鑑や研究書などが置かれてはいるものの、2匹分のサメの頭部が置かれているのはやはり異様な雰囲気です。
Hirokiさんは参考として過去に作った完成品も公開。きれいに骨だけが残った見事な仕上がりです。口が開き、鋭い刃がむき出しになっている様子から、サメの恐ろしさも感じられます。
なお、サメの頭部は漁師さんから購入したとのこと。標本にするためにサメを捕獲したわけではなく、「標本にしているサメの頭は本来利用価値がなく捨てられてしまっているもの」を使用したと説明しています。
Twitterでは「すごい学びが得られそう」と研究に感心する声や、「机の中異次元に繋がってて頭だしてる感ある」と場所と置いてあるものの異様さに驚く声が。また、制作過程などに対する質問も多く寄せられています。
ねとらぼ編集部では、標本を作るのにかかる時間や、これまでにいくつくらいの標本を作ってきたのかなど、Hirokiさんに聞きました。
――標本の作成にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか
Hirokiさん: 標本の作成時間はサンプルの大きさに左右されます。小さい個体であれば1週間、大きな個体であれば1カ月ほどかかります。また、シュモクザメのように複雑な構造をしたサメは通常のサメよりも作成時間がかかります。
――これまでいくつくらい標本を作成しましたか?
Hirokiさん: 今まで15個ほどのサメの骨格標本を作成してきました。初めてサメの骨格標本を作ったのは高校1年の冬です。
――標本作りで苦労する部分はどこですか?
Hirokiさん: サメの骨格は、軟骨という水分が多く含まれている骨で構成されているため乾燥させると骨が収縮してしまい、原型を保ったまま標本にすることが非常に難しいという特徴があります。
そのため、いままでたくさんの失敗を繰り返し、試行錯誤を続けてきました。最近は比較的きれいに作れるようになってきましたが、まだまだ失敗することも多く、解決するべき課題が山積みなのが現状です。
また、今回の投稿でさまざまな方から反応をいただき、あらためて「命をいただくとはどういうことか?」「生き物を標本にすることは果たして是なのか?」など、いろいろと考えさせられました。
Hirokiさんは、この他に「臭くならないの?」「なんで机でやるの?」などツイートに寄せられたさまざまな疑問にも回答しています。
画像提供:Hiroki(@Hirokicreature)さん
関連記事
- 「動物の死体を厄介なものと捉えるのは、人間だけ」 大阪湾の迷いクジラ「淀ちゃん」の海洋投棄は妥当だったのか? 市・博物館・専門家に聞いてみた
「死」に対して、どう向き合っていくのか。 - 「亡くした愛猫を剥製にする」とパートナーが言い出して…… “ペットの死”への向き合い方を描く漫画に考えさせられる 作者に思いを聞いた
最愛のペットの死に、どう向き合うか。 - イシガキフグを全身骨格標本にしたらめちゃくちゃ強そうだった 「天然のチェーンメイル」「要塞みたい」
なんだかかっこいい……! - 九州大学がリアルすぎる「3Dデジタル生物標本」1400点以上を公開し話題に 誰でも自由に利用可能
魚が中心ですが、は虫類や両生類、虫や植物もあります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた