パパの気を引きたいヨウム、猛烈にアピールするが…… 独特すぎる表現の数々に「笑いが止まらない」「なんてフリーダム」 飼い主に話を聞いた(1/3 ページ)

ぽおーーう!

» 2023年05月27日 20時00分 公開
[かのんねとらぼ]

 独特なアピールでパパの気を引きたいヨウムの様子が、YouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数11万回を突破、「急にテンション荒ぶるのやめて(笑)」「頑張るずうちゃんが健気でかわいい」などのコメントがたくさん寄せられています。

「ずぅちゃんの自己アピールが独特過ぎる件について。」

 ヨウムの「ずぅちゃん」は8歳の女の子。以前は中に人間が入っている疑惑もあるほどの華麗なおしゃべりや、飼い主さんとの掛け合いがすばらしいと話題になりました(関連記事)。ヨウムは人間の5歳児並みの知能があるといわれるほど賢い鳥。今回は大っ好きなパパさんの気を引きたくて、頑張ってアピールしています。

自己アピールが独特なヨウム 絶好調!

 まずは“アピール度(1)さりげなく会話に入り込む”/「ぽおーーう!」とのっけからエンジン全開のずぅちゃん、早速お買い物の相談をしている飼い主夫妻の会話に何とかして割り込もうとしています。

自己アピールが独特なヨウム ちょこ……れげす?

 唐突に「ちょこれげす」とつぶやいたほか、「おすし……」と夕飯におすしを推したり、「ピーポー」と救急車のまねで傷心アピールをしてみたり……。さらに壊れた救急車を表現した「ゴゴゴゴゴゴ」音を出し、「あけましておめでとうございます」と遅い新年のごあいさつで、瞬く間にずぅちゃん独特の世界観に引き込まれます。残念ながらパパさんに気持ちは伝わってはいませんが、ライバルのママさんをパパさんから遠ざけることには成功したもよう。

自己アピールが独特なヨウム 作戦……成功?

 続いて“アピール度(2)ちょっと頑張って喋ってみる”/パパさんの口笛をまねるなど懸命にアピールするも、なかなか反応を返してもらなくて焦るずぅちゃん。「ワンタンメンずぅこ〜」とメロディを付けて口ずさみ「さんはいっ」とリピートアフターミーなムチャぶりをかまします。しかし答えるのはターゲットのパパさんではなく、助け舟を出してあげたいママさん……。

自己アピールが独特なヨウム ムチャぶりがひどい

 パパさんは考えごとをしていて反応できなかったとのことですが、それを知らないずぅちゃんは歌ったり、「鳥ちゃんうるさいですよ〜」と自分がうるさいことを理解していると伝えたりと必死。

自己アピールが独特なヨウム 年齢を聞かれてすっとぼけ

 やっとパパさんが会話を再開してくれて、ずぅちゃんはさらにノリに乗ります。「ほっ」と常に相づちを入れ、ピカチュウのまねをし、「ぽおーう」を叫び、何歳か聞かれてはすっとぼけるなど、ずぅちゃんワールドさく裂。パパを振り向かせられたものの、うまく話せないことにモヤるのでありました。

自己アピールが独特なヨウム 作戦成……功?

 そして“アピール度(3)ずぅ狂い咲き”/ずぅちゃんのアピールも最終段階。「おおおほほふよほ」と謎の声を発しながら頭をぶるんぶるん。さらに「かっかっかっ」とカラスの鳴きまねのような声を出し、「かわいいですねずぅこは」と自ら言っていくスタイルでかわいさアピール。もう狂い咲きすぎてパパさんどころか家族みんながノーリアクションになってしまったとのことです……。

自己アピールが独特なヨウム 狂い咲くずぅちゃん
自己アピールが独特なヨウム 家にカラスがいるのかな……

 結局ずぅちゃんのアピールはパパさんに届いたような届いてないような……届いていても伝わっていない結果になってしまったようですが、それでもパパさんもママさんもずぅちゃんのことが大好き。仲良く会話する姿は、本当の親子のようですね。

自己アピールが独特なヨウム 作・戦・失・敗

 おまけでパパさんの誕生日の朝の出来事も。ママさんが♪はっぴばーすでーおとうさーん♪とお祝いの歌をレクチャーするのですが、なぜか「あけましておめでとうございます」と言ってしまうずぅちゃん。

自己アピールが独特なヨウム いまだお正月

 「おとうさんは……びっ」と“たんじょう”が抜けた惜しいところまでいったのですが、最後には歌のレクチャーに飽きたのか「おめでとうございまぁー!」とママさんの歌をぶった切って終了。パパさんへのアピールはうまくいかないのでありました。

自己アピールが独特なヨウム はいっ、おわりっ

 パパさんの気を引くことはできるのか? 次の誕生日には、果たして歌のプレゼントはできるのか? ずぅちゃんの頭脳とパパ愛があれば、きっとできる……はず!?

自己アピールが独特なヨウム 2024年に頑張ろう

「ずぅちゃんねる」飼い主インタビュー

 ヨウムの「ずぅちゃん」のかわいいおしゃべりと日常の様子を伝えるYouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」は2015年1月に開設され、2023年5月時点でチャンネル登録者数が12万人を記録しています。

 ねとらぼでも飼い主さんとの爆笑の掛け合いの様子やテンションがダダ上がりする姿、人間と会話が成立している様子、パパさんへ愛を伝える姿などを紹介してきました。

 今回はずぅちゃんの性格や日常の様子などについて、飼い主さんに詳しく聞いてみました。

YouTubeチャンネル「ずぅちゃんねる」

おしゃべりで愉快なヨウムのずぅちゃんの日常を伝えるチャンネル

ずぅ(♀):2014年7月10日生まれ(8歳)

2015年1月に開設

登録者数 12万1000人(2023年5月16日現在)

総再生数 3600万1859回(2023年5月16日現在)

寝ても覚めてもずぅちゃんのことが頭から離れなかった

――ずぅちゃんの紹介をお願いします!

 グレーのもこもこボディーに赤い尾羽、目の周りの美白がご自慢のヨウムのずぅちゃんです。おしゃべり上手でわが家のボケ担当ですが、時々きらりと光る賢い発言をして家族を驚かせてくれます。よくオウムと間違えられますが、大型インコの一種です。よくオスと間違えられますが、実はメスです。

――ずぅちゃんをお迎えしたときのことを教えてください

 鳥好きの夫(ずぅ父)が「一目だけでも見てみたいオウムがいる!」と言うので訪れたペットショップで、そのオウムさんの隣のケージで地味〜に佇んでいたのがずぅちゃんでした。当時ヨウムのことは全く知らなかった私(ずぅ母)ですが、なぜか強く心ひかれて、寝ても覚めてもずぅちゃんのことが頭から離れなくなってしまいました

 ヨウムをお迎えするに当たって寿命の長さ(約50年)が一番のネックでしたが、「人生の中で今日が一番若い日、今回の出会いを逃したら今後私の人生は更に短くなるだけ。だからもうきっと、次は無い」と考え、夫婦でお迎えする決心をしました。

ずぅちゃん生後7カ月「ヨウムのずぅちゃん おしゃべりの練習??」

――ずぅちゃんと飼い主さん一家との関係性はいかがですか

 幼鳥のころは私オンリーワンのずぅちゃんでしたが、今では夫にもかなり懐いています(というか、かなり夫LOVEです)。現在はどちらに対しても甘えてくれて、とても愛らしいです。

「【ヨウムとおしゃべり】ずぅちゃんに悩み事?ついでに母も悩みを相談してみたら。」
「【お父さん真似特集】〜喋る鳥・ヨウムのずぅちゃん〜」
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」