大人気の「ミスドミュージアム」に行ってきた! 好き勝手トッピングできるコーナーなど魅力が盛りだくさん(1/3 ページ)

行くと確実にドーナツが食べたくなります。

» 2023年06月22日 10時00分 公開
[しげるねとらぼ]

 SNSで定期的に話題になる、ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」の歴史やおいしさの秘密を紹介する「ミスドミュージアム」。大阪・吹田市の「ダスキンミュージアム」内にあり、土日祝日のみならず平日でも多くの来館者で賑わっています。一部の体験は有料ですが、入館料はなんと無料……!

ダスキンミュージアムの建物。ミスドの看板も出ています

 ミスドファンとしては「どう考えても行きたい……!」ということで、ミスドミュージアムのある江坂駅にやってきました。江坂はミスタードーナツを運営するダスキンの創業の地です。ちなみにダスキンミュージアムの横はダスキンの研修施設になっており、本社は同じ江坂の別の場所に建っているそうです。江坂はダスキンのホームタウンなんですね。

というわけで江坂までやってきました
エントランスがあります
建物の中に入るといきなり何か面白そうな感じのスペースがありますが、ここについては後述します

アメリカにはミスドがほぼない!?

 ダスキンの広報さんに案内されつつ、早速ミュージアムの中へ。ダスキンミュージアムの内部は1階がミスドミュージアム、2階がダスキンの事業や掃除そのものについて知ることができる「おそうじ舘」という施設になっています。やっぱ、まずはドーナツが気になるでしょということで、ミスドミュージアムへGO!

館内は2階建て。ミスドミュージアムは1階にあります
ミュージアムの入り口ではダス犬とポン・デ・ライオンがお出迎えだ!

 ミュージアム内に入ると、いきなり「ミスタードーナツ魂」という文字とともに、2体の銅像が。これはアメリカでのミスド創業者であるウィノカー夫妻の銅像です。ダスキン創始者の鈴木清一氏が渡米した際に出会ったミスドのおいしさに感動し、「ミスタードーナツ・オブ・アメリカ」との事業提携を決断したことから、日本でのミスドのフランチャイズ展開が始まったそうです。

いきなりミスド魂の象徴が登場
ミスドの創始者がこのウィノカー夫妻なんですね

 ちなみに、このウィノカー氏は現在アメリカで最大のドーナツショップチェーンであるダンキンドーナツの運営に携わった後、独立してミスドを創業。しかし、その後紆余曲折を経て、ダンキンドーナツもミスドも同じ会社に買収されてしまい、現在はほとんどの店舗がダンキンドーナツに改装してしまったため、アメリカにはミスドがほぼ残っていません。一方、日本では国内最大規模のドーナツショップチェーンとして現在でも営業しているわけで、世の中何がどう転ぶか分からないものですね……。

ウィノカー氏のスピリッツはダスキンに受け継がれているのだ……!

懐かしすぎるミスドのオリジナルグッズが大量に

 ウィノカー夫妻の銅像を過ぎると、次は「ミスタードーナツヒストリー」のコーナー。ここでは1971年の営業開始以来展開されてきたさまざまな商品、店舗デザインの移り変わり、大量のオリジナルグッズが年代順に展示されています。ミスド、創業当初からけっこうオリジナルグッズを作ってたんだな……。

 それらグッズの内容もジェームズ・ディーンやマリリン・モンローのハンガー、ポール・アンカのレコードなどで、当時のミスドの売りが「アメリカっぽさ」にあったことがよく分かります。

ここから先は年代ごとのメニューや数々のミスドグッズを展示。この辺りは創業初期のものです
こちらの壁面には現在に近いアイテムを展示
1970年代のミスド、かなりアメリカンな雰囲気を推してたんですね
1980年代のコーナー
「いいことあるぞ〜」のCMが始まったのもこのころだったんですねえ
江口寿史コラボのグッズ、もうなんか逆に今のトレンドとマッチしとるな

 1987年生まれの自分にとって強烈に懐かしいのが、1990年代前後のオリジナルグッズやドーナツの箱。特にイラストレーターのペーター佐藤さんデザインの箱! 子どものころに親が買ってきてくれたときのミスドの箱がまさにこれで、勝手に実家の居間の空気感まで思い出しました。

 イラストレーターの原田治さんデザインのグッズ類も強烈に懐かしい。同年代と行けば絶対に盛り上がるし、歳の離れた人と行くとジェネレーションギャップでグニャグニャにされそうなコーナーです。

ギャーッ! ペーター佐藤箱! 懐かしすぎる!!
このあたりの原田さんデザインのグッズ、実家にある人も多いのでは……
そうか〜、1990年代に入ると飲茶が始まるのか〜
あったな〜、ピングーのグッズ……
ポン・デ・リング発売が2003年……ということは発売から20年経ってんの!? もう!?
このあたりになってくると、最近すぎて逆にあんまりピンとこない。おっさん臭くてイヤですね……
ポン・デ・ライオンと仲間たちのオモチャも集結。全部欲しい
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/17/news163.jpg 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  4. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  5. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. /nl/articles/2412/17/news049.jpg 「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
  7. /nl/articles/2412/17/news183.jpg 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  8. /nl/articles/2412/17/news144.jpg 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】
  9. /nl/articles/2412/17/news078.jpg 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  10. /nl/articles/2412/17/news033.jpg セリアのふきんに、糸で“ある模様”を縫っていくと…… 思わずため息がもれる完成形に「美しい」「やってみます」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」