大人気の「ミスドミュージアム」に行ってきた! 好き勝手トッピングできるコーナーなど魅力が盛りだくさん(1/3 ページ)
行くと確実にドーナツが食べたくなります。
SNSで定期的に話題になる、ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」の歴史やおいしさの秘密を紹介する「ミスドミュージアム」。大阪・吹田市の「ダスキンミュージアム」内にあり、土日祝日のみならず平日でも多くの来館者で賑わっています。一部の体験は有料ですが、入館料はなんと無料……!
ミスドファンとしては「どう考えても行きたい……!」ということで、ミスドミュージアムのある江坂駅にやってきました。江坂はミスタードーナツを運営するダスキンの創業の地です。ちなみにダスキンミュージアムの横はダスキンの研修施設になっており、本社は同じ江坂の別の場所に建っているそうです。江坂はダスキンのホームタウンなんですね。
アメリカにはミスドがほぼない!?
ダスキンの広報さんに案内されつつ、早速ミュージアムの中へ。ダスキンミュージアムの内部は1階がミスドミュージアム、2階がダスキンの事業や掃除そのものについて知ることができる「おそうじ舘」という施設になっています。やっぱ、まずはドーナツが気になるでしょということで、ミスドミュージアムへGO!
ミュージアム内に入ると、いきなり「ミスタードーナツ魂」という文字とともに、2体の銅像が。これはアメリカでのミスド創業者であるウィノカー夫妻の銅像です。ダスキン創始者の鈴木清一氏が渡米した際に出会ったミスドのおいしさに感動し、「ミスタードーナツ・オブ・アメリカ」との事業提携を決断したことから、日本でのミスドのフランチャイズ展開が始まったそうです。
ちなみに、このウィノカー氏は現在アメリカで最大のドーナツショップチェーンであるダンキンドーナツの運営に携わった後、独立してミスドを創業。しかし、その後紆余曲折を経て、ダンキンドーナツもミスドも同じ会社に買収されてしまい、現在はほとんどの店舗がダンキンドーナツに改装してしまったため、アメリカにはミスドがほぼ残っていません。一方、日本では国内最大規模のドーナツショップチェーンとして現在でも営業しているわけで、世の中何がどう転ぶか分からないものですね……。
懐かしすぎるミスドのオリジナルグッズが大量に
ウィノカー夫妻の銅像を過ぎると、次は「ミスタードーナツヒストリー」のコーナー。ここでは1971年の営業開始以来展開されてきたさまざまな商品、店舗デザインの移り変わり、大量のオリジナルグッズが年代順に展示されています。ミスド、創業当初からけっこうオリジナルグッズを作ってたんだな……。
それらグッズの内容もジェームズ・ディーンやマリリン・モンローのハンガー、ポール・アンカのレコードなどで、当時のミスドの売りが「アメリカっぽさ」にあったことがよく分かります。
1987年生まれの自分にとって強烈に懐かしいのが、1990年代前後のオリジナルグッズやドーナツの箱。特にイラストレーターのペーター佐藤さんデザインの箱! 子どものころに親が買ってきてくれたときのミスドの箱がまさにこれで、勝手に実家の居間の空気感まで思い出しました。
イラストレーターの原田治さんデザインのグッズ類も強烈に懐かしい。同年代と行けば絶対に盛り上がるし、歳の離れた人と行くとジェネレーションギャップでグニャグニャにされそうなコーナーです。
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