蚊は「黒い服に寄ってくる」「体温が高いと寄ってくる」って本当? アース製薬に5つの俗説を聞いたら驚きの回答だった(1/2 ページ)
「血液型によって刺されやすさが違う」にも回答、効果的な虫ケア用品の使い方も伝授。
お出かけや通勤・通学などの外出時、寝ている間にいつの間にか……など、蒸し暑さとともに「蚊」にも悩まされる季節が到来! 虫刺されを避ける方法を求めて、「黒い服に寄ってくる」「体温が高いと寄ってくる」など蚊にまつわる俗説の真偽について、殺虫剤や防虫剤などの虫ケア用品を手掛けるアース製薬にたずねました。
アース製薬にたずねた蚊にまつわる俗説は以下の5つ。巷でよく聞くもので、信じている人もいれば、まったく気にしていない人もいるのではないでしょうか。
- 黒い服に寄ってくる
- 体温が高いと寄ってくる
- 子どもは刺されやすい
- 二酸化炭素に寄ってくる
- 血液型によって刺されやすさが違う
これら5つの俗説は、なんとすべてが「正しい」という回答を得ました。いったいなぜなのか!? アース製薬に聞いた理由を解説します。
1.蚊は黒い服に寄ってくる
なぜ、「蚊は黒い服に寄ってくる」のか。そもそも、蚊は色を識別できるのでしょうか。蚊の色の見え方については、「蚊は明るい色と暗い色のコントラストで感知しているため、黒や赤などの濃くて、暗い色に寄ってきます」(アース製薬)とのこと。
単に黒い色に引き寄せられているのではなく、より濃い色に寄ってきているので、「コントラストの強い服、例えば白黒のボーダー柄のTシャツなどは黒色だけのTシャツより刺されやすい」ということも起こるのだそうです。
アース製薬は「そのため、蚊に刺されないためには、長袖などで肌の露出を抑えつつ、白っぽくて明るい単色の服でコーディネートされるのがおすすめです」と、服装で蚊を避ける方法をアドバイス。お出かけ前には、「蚊対策」のファッションチェックもした方がいいかもしれませんね。
2.体温が高いと寄ってくる/3.子どもは刺されやすい
これは、「蚊が肌によって温められた空気のわずかな温度の違いをかぎ分けることができるため」だそうです。温かな空気を感じることができる蚊は、体温が高い人に引き寄せられます。それはは3番目の俗説「子どもは刺されやすい」にも当てはまるようで、アース製薬によると「体温が高い傾向にあるため、ターゲットになりやすいと言えるでしょう」とのこと。小さな子どもと一緒にいる人は、気を付けてあげる必要がありそうです。
4.二酸化炭素に寄ってくる
この理由は、「人が排出する二酸化炭素を感知するため」とのこと。蚊は色のコントラストや空気の温度のわずかな違いに留まらず、二酸化炭素を感じることができるなんて、人間とは異なる鋭い感覚を持っているようですね。侮れない!
5.血液型によって刺されやすさが違う
なんとこれも間違ってはいないとは! 驚きの結果については「これまでの研究により、O>B>AB>Aという順番に刺されやすい傾向があることは示されていますが、科学的根拠はありません」と、まだ理由は解明されてないそうです。「蚊は決して血液型物質を察知しているわけではなく、体温、二酸化炭素、皮膚の水分、体の動きなどを総合的に判断しているとされており、単純なものではありません」とのことで、蚊はまだまだ謎を秘めた生き物なのかもしれません……。
蚊の習性の理解と、虫ケア用品の活用
せっかくなので、効果的な「虫ケア用品」の選び方を聞いてみました。「蚊に効くのは『医薬品』や『防除用医薬部外品』の表示があり、効能や適用害虫に『蚊』と記載された商品です」との回答。肌を露出する服装のときや外出時は、虫刺されと日焼け、どちらも防ぎたい人も少なくないはずです。アース製薬は肌に付けるタイプの虫よけ剤の上手な活用の仕方を、「サラテクト」を例に紹介してくれました。
「露出する肌にしっかりスプレーしてまんべんなく塗り広げます。日焼け止めなどを塗る場合は必ず最後に虫よけ剤をご使用ください。逆の塗り方をすると、虫よけ剤の効果が弱くなる可能性があります」
「顔や首にスプレーする際は、まず手のひらにスプレーして、それを目の周りを避け、顔や首に塗って下さい。虫よけ剤はエアゾールタイプやミストタイプ、ジェルやシートタイプなどさまざまな剤型がございます。パウダー入りで使用感の良いものや、汗や水に強く流れにくいものもございますので、用途に合わせてお選びください」(アース製薬)
血液型はともかく、コントラストの強い服装に高い体温や二酸化炭素を含む人間の呼気などに寄ってくるという蚊の習性を意識して、虫ケア用品もうまく活用し、虫の多い季節を乗り切っていきたいですね。
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