工事現場で保護した“餓死寸前の子猫”は今―― 目を疑うほど美しく育ったビフォーアフターに感動!
よかった……!
餓死寸前だった子猫の成長を記録した映像が、YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数2万2000回を突破しています。
ある日の夜、工事現場付近で鳴いている子猫を発見した投稿者さん。その場には偶然、別の猫を保護するため出動していた保護猫ボランティアのスタッフもいましたが、突然現れた子猫の存在に驚いているようです。
子猫は元気よく鳴いているものの体はガリガリ。投稿者さんは、まるで助けを求めるように足元をさまよう子猫の姿を見て、「保護できたら必ず迎える」と決心します。
その後、急きょ用意したキャリーケースでスタッフと一緒に子猫を保護。投稿者さんは早速家へ連れ帰り、子猫の状態を確認します。子猫は推定生後2カ月の女の子で、年齢に見合わない小さな体の黒猫でした。
お風呂で汚れを落としているあいだ、困惑した表情を浮かべながら身を硬直させる子猫。お風呂上がりは「うみゃうみゃ」とおしゃべりしながら、ちゅ〜るやウエットフードにがっつきました。
子猫はおなかが満たされて少し落ち着いた様子。投稿者さんの足の上でうとうとしながらくつろいでいます。さあ、明日は動物病院で検査です!
翌日、動物病院でも身を硬直させながら、頑張って診察を受けた子猫。検査の結果、「猫パルボウイルス感染症」は陰性だったものの、寄生虫感染による消化器疾患「コクシジウム症」であることが判明しました。しばらくのあいだの駆虫薬投与に加え、先住猫「さもじ」くんへの感染が懸念されます。
また猫エイズ(FIV)など、その他の感染症が潜伏中である可能性があるため、最短でも2カ月間は2匹の隔離が必要です。今後の検査結果によっては、2匹の同居がかないません……。
帰宅後、駆虫薬を嫌がりながらも飲み、治療に励む子猫。名前は投稿者さんが当時ハマっていたゲームアプリ「モンスターストライク」に登場するキャラクターにちなみ、「ほたね」と付けました。
1カ月後、動物病院での再検査の結果、コクシジウム症の良化を確認。苦手なお薬をようやく卒業です! その後もほたねちゃんはすくすくと育ち、ついに最初の検査から2カ月が経過しました。
運命が決まる検査結果は……全て陰性! 晴れてさもじくんとの2カ月間の隔離生活が終了です! さあ、このあとは2匹がいよいよ初対面、果たして反応は……?
さもじくんの積極的なコミュニケーションのおかげで、急速に距離を縮めていく2匹。相性が抜群に良かったようで、時にはケンカをしながらも、2匹は仲を深めていきました。
さらに1カ月後には新居へ引っ越し、2021年にはほたねちゃんの避妊手術を完了した投稿者さん。2022年にはパートナーであるさも女さんと結婚し、2人と2匹の家族の形を作り上げていきました。
そんな投稿者さん夫妻のもと、家猫としての幸せを着実に手に入れていったほたねちゃん。餓死寸前だった子猫時代とは見違えるほど、美しくそして健やかに成長した姿が穏やかな日々を物語ります。
コメント欄には「優しいお父さんお母さん家族とさもじお兄ちゃんに出会えて良かった」「生きようとする活力も素晴らしい」など、感動の声が続々。これからもあたたかい家族の姿をたくさん見せてくださいね!
YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」やTwitter(@samosamosamoji)、Instagram(@samosamosamoji)では、2匹と暮らす楽しい日々を公開中。さも女さんのYouTubeチャンネル「さも女と愉快な仲間たち」、ブログ「さもじとほたねのブログ」では2匹の日常や新婚生活の様子などが見られます。
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