豚肉を“生”で食べられる!? ドイツ独自の“生豚肉パン”に「すごい」「マジか」と驚きの声(1/2 ページ)

法の定める厳しい基準をクリアした豚に限り、生食用の販売が許されるそうです。

» 2023年06月29日 18時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 豚肉を生で食べるドイツの食習慣に、Twitterで驚きの声が上がっています。豚の生食は食中毒や寄生虫のリスクを受け、日本では2015年から禁止されていますが、実はドイツでは法の定める検査基準をクリアした豚ならばOKなのです。

 話題のきっかけはドイツ在住の翻訳家、よしの(@hatehatettt)さん。生の豚ひき肉をはさんだロールパン、「Mettbrotchen(※)」を紹介したところ、「生で食べて大丈夫?」と広く注目を集めることとなりました。

※正式にはMettbrotchenのoは、変母音の発音を表す「オー・ウムラウト」表記です

生の豚 生のミンチをはさんだロールパン「Mettbrotchen」。1切れ2.2ユーロ(約350円)
生の豚 豚を生で食べるなんて……と引いてしまいそうだけど、日本でも刺身や卵かけごはんを食べるのでよそさまのことは言えない

 ドイツ大使館の公式サイトによると、ドイツには「Hackfleisch-Verordnung(ひき肉令)」という法律があり、生食用豚肉について規定されているとのこと。「ミンチにする際の温度は2度未満」「製造した当日のみ販売可能」など、細かい条件に従ったひき肉のみ販売できるのだそうです。

 ツイートは「おいしそうだけど日本では難しそうだからうらやましい」「ドイツにいたころ、ネギトロのようにわさびじょうゆで食べたらおいしかった」などと話題に。「刺身や卵かけごはんに驚く外国人の気持ちが理解できた」と、日本の食文化を振り返る人も見られます。

画像提供:よしの(@hatehatettt)さん

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  2. 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  4. 友人にメダカと睡蓮をあげる→3年後に見に行くと…… 想像を超える“楽園”に「こんなに……!?」「めちゃくちゃ綺麗」
  5. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  6. 「24時間テレビ」ラストスパートでのやす子へのわいせつ行為に非難 「胸触りにいってる」「気持ちが悪い」
  7. 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
  8. 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. 300円で購入した格安熱帯魚を、1年じっくり育てたら……宝石に化けた「価格に見合わない」激変に「ダイヤ感出て綺麗」「ラメがすごい」
  10. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」