娘から「溺れていた子猫を助けた」と電話があり慌てて帰宅すると…… 子どもたちがつないだ小さな命に感涙
助けてもらえて本当によかった。
側溝で溺れていた子猫に気付いた娘さんは――。みんなで助け合ってつないだ小さな命の動画がInstagramに投稿されました。動画は、記事執筆時点で29万再生を超え、1万4000件以上の“いいね”を獲得。「行動力スゴい」「とても優しい心の持ち主」と反響を集めています。
ある日、投稿主であるまめすけ(@mamesuke1057)さんの娘さんは、用水路の側溝で溺れている茶トラの子猫を発見。すぐに子猫を助けようと動き、最初に子猫を見つけた同じ学校の男の子たちにも協力してもらい、用水路から助け出すことに成功しました。
無事に子猫を救出したものの、このあとどうすれば良いのかパニックになってしまった娘さんは、泣きながら「どうしたらいいのか?」と、まめすけさんに電話をかけます。このときの娘さんの声から、子猫を助けたいという必死な気持ちが伝わったというまめすけさん。急いで家に帰ると、娘さんは子猫を一生懸命お風呂に入れていました。「小さな命を守りたい」という一心で、娘さんは1人の間も自分に出来ることを懸命に頑張ったのです。
子猫は体温が低下すると危険な状態になるため、まず保温してから動物病院へ。幸いなことに特にケガはなく、生後6〜8週で体重は740グラムの男の子と判明。そして娘さんは、子猫の名前を「繋(つなぐ)」くんと命名しました。まめすけさんがその理由を聞くと、娘さんは「みんなで助け合って繋いだ命、これから里親さんになってくださる方にまた繋ぐ命だから」と話したとのこと。娘さんの優しい気持ちが込められた、とってもすてきなお名前です。
動画には「なんてかわいいにゃんこ」「茶トラちゃん、助けてもらえて本当によかった」「とても優しくて勇気のある娘さんに心がじーんとしました」「娘さんの助けたいという強い気持ちが痛いほど伝わってきました」「みんなが娘さんの10分の1でも優しい気持ちを持ってくれたらと思います」といった多くのコメントが集まっています。
まめすけさんと娘さんは、元保護猫の兄妹「ライ」くんと「ホク」ちゃんと暮らしています。2人は、“保護した人の猫を優しい里親さんに繋げる事を誠実に行う”事をポリシーにしている保護団体「LINO.POPOKI【リノポポキ】」(@lino.popoki)にて、譲渡会実施のお手伝いボランティアなどの保護活動に参加した経験があるそうです。
まめすけさんによると「娘が勇気を持って行動出来たのは、譲渡会等のボランティアに参加し、保護されている方に接する事で子どもなりに考えたのだと思います」とのこと。そして、まめすけさんが帰るまでの間、必死に頑張っていた娘さんを“誇りに思う”と語ってくれました。
なお、つなぐくんはごはんをしっかり食べてお水を飲み、トイレも完璧にこなしてくれるのだとか。スクスクと元気いっぱいに育つ姿が楽しみですね! つなぐくんの様子、愛猫の「ライ」くんと「ホク」ちゃんの日常は、まめすけさんのInstagram(@mamesuke1057)から見ることができますよ。
画像提供:まめすけ☆(@mamesuke1057)さん
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