【5個以上で10%割引】丸亀製麺の天ぷらをテークアウトし、自宅でコース仕立ての天ぷら飲みを堪能!
家丸亀天飲み、想像を超える良さでした。
みんな大好き「丸亀製麺」。看板メニューは当然、全店に設置された製麺機で作られる、打ちたて、ゆでたてのうどんです。本気でうまいですよね、丸亀製麺のうどん。
ところで僕が、そのうどんに負けないくらいに大好きなのが、天ぷら各種。あれもまた、単体で天ぷら屋としても全然成立するくらい、本気の本気でうまくないですか?
しかも! 丸亀製麺の天ぷらは、ただでさえリーズナブルなのに、テークアウトで5個以上買うと10%割引になるという超絶お得仕様。
そこで今日は、うどんは買わずに天ぷらに全振り。自宅で、まるで1品1品目の前で揚げた天ぷらをコースで提供してくれる専門店気分の「天ぷら飲み」をしてやろうと思います。絶対楽しいはず!
まずは季節の野菜から
最寄りの丸亀製麺に行き、その日にあった天ぷらを全種類買ってきました。ラインアップはこちらの9品。
- 野菜かき揚げ(170円)
- いか天(160円)
- えび天(180円)
- れんこん天(140円)
- さつまいも天(140円)
- かしわ天(180円)
- ちくわ磯辺天ハーフ(100円)
- ごぼう天(100円)
- ズッキーニ天(160円)
以上で合計1330円のところ、10%引きで1197円。あらためて、お得ですよね〜。これらを専門店で食べたら一体いくらになることか……。
ではでは始めていきましょう。より気分を出すため、あれこれ用意しておいた小物なども駆使して。
ひと品目はなにからいこうかな〜。やっぱりここは季節ものかな。季節限定商品だったズッキーニ天! それから、単純に天ぷらのなかでも特に好きなれんこん天。このあたりからいってみよう。
そしてお気付きでしょうか? そう、高級天ぷら店といえば、通の食べかたは「塩」。さらには「抹茶塩」や「わさび塩」(行ったことはないのであくまでイメージです)。というわけで、用意しましたよ。
そしてそして、早速ビールをシュポンと開ける! かと思いきや、いやいや、高級天ぷら店といえば、1杯目はスパークリングワインでしょう(こちらもイメージのみ)。なんか、その意外な組み合わせが通っぽい気がする。
さ〜て、気分が高まってきたぞ。いよいよ始めていきましょう。
まずはズッキーニを塩で。お〜、甘くてジューシーで、いきなりめちゃくちゃうまいじゃないの。すかさずくいっとやるスパークリングワインが、想像以上に合う!
続いてれんこん。あぁ、ズッキーニとはまったく違うしゃくしゃくとした食感がこれまたいいな〜。2品でこんなに豊かな気分になれるなんて、もうこの時点で高級感がすごいっす。いつもうどんにのっけて、無造作に食べてる天ぷらとは思えない。天ぷらのみをこうしてじっくり味わって食べるの、かなりいいですね。
さらに、わさび塩、抹茶塩も試してみます。わさび塩はかなりわさび感が強いですね。何口かに1回のアクセントに良さそう。
そして抹茶塩。これがすごく良かった! 正直言って僕、これまで抹茶塩のことを“存在意義のよく分からないもの”と思ってしまっていた節があるんです。ただ通ぶるための塩でしょ? みたいな。
ところがこれを天ぷらと合わせると、抹茶の味の主張はそこまで強くなく、ほのかな風味が、天ぷら自体のうま味と甘味を増幅させてくれるような効果を感じます。そうか、だから天ぷらに抹茶塩が人気なのか。と、人生で初めて理解できた気分。丸亀製麺さん、気付かせてくれてありがとう!
主役級たちが続々登場
続いて登場するのは(というか自分が勝手に登場させてる)、丸亀天のなかでも人気が高いと聞いているかしわ天に、ごぼう天。
あ〜、これまたいいですね。ごぼうの甘さ、そして独特の土っぽさが、むしろ華やかなワインに合って、なんだかこのワインが作られているイタリアのぶどう畑のそばで食事をしている気分になります。
対するかしわは、ひと口かじるとぐいんと思考を日本に戻される感じ。特製のたれに漬け込まれた鶏むね肉が、これこれ! 丸亀製麺の味! と、頼もしくすらあります。
ただこのかしわ天、しっかりと味がついているので、塩や抹茶塩だとちょっと過剰に感じるかな。そこで、これまた用意しておいた、若干薄めの天つゆ&大根おろしに浸して食べると、これがばっちり!
いや〜、ここまでパーフェクトだぞ。自宅で天ぷら屋さんごっこ。
さぁ、そろそろメインっぽいところいってみましょうか。ずばり、天ぷら界の王者、えび天。さらに海つながりで、これまた僕の大好物、いか天!
ここからまた気分を変えるため、ちょっと器も変えてみました。それからお酒も。
えび天&いか天&ビール。これはもう、勝利が約束されてるでしょう。実際、そのごちそう感で脳の快楽中枢をぶんなぐってくる海老も、味がたんぱくなのでどっぷりと天つゆに浸したいかも、これ以上ないくらいビールに合います。
締めは天丼&天茶で
ただし、40代を超えて年々食が細くなり続ける昨今。もはやこの時点でお腹は満腹気味。そこで全品を食べきるのは諦め、そろそろ最後のターンへ突入していきましょうか。
丸亀天ぷらといえば外せないのは、もちろん野菜かき揚げ。初めて食べた時は、そのおいしさと、リーズナブルな価格に反しての巨大さに驚いたもんだよなぁ……。というわけで、最後の1品はかき揚げ!
いやぁ、大将、ここ、いい店だねぇ……。けどさ、こんな値段でやっていけるの? って、あ、ここ店じゃなかった! そして大将は自分だった。いかんいかん、もはやだいぶ酔っぱらってきてるぞ。
でっかいかたまりに思いきってかぶりつくと、口いっぱいに広がる玉ねぎ、にんじんの甘みと、しゃきしゃき感。うまいなぁ。このかき揚げ、野菜料理のなかでいちばんうまいんじゃないかしら そんなことすら思ってしまう満足感。
で、3分の1くらいを日本酒とともに堪能したら、残りを小盛りのご飯にオン。
さらに、30円で買えるカップに詰めてもらえる、ねぎ、しょうが、揚げ玉の薬味もオン。
これがもう、うまいにもほどがある。丸亀製麺の天ぷら、そりゃあうどんには合いますよ。けれども、ごはんにもこんなに合う。そのことを、より多くの人に知ってほしい!
……いや、もうみんな知ってるか。よく考えたら丸亀製麺、「天丼用ごはん」とか、専用のたれも置いてるもんね。
絶対にいいだろうと想像はしていたものの、それをはるかに超えてくる満足感を感じられた、家丸亀天飲み。いつものうどんと合わせるのもいいですが、たまには気分を変えて、こんな楽しみ方もいかがでしょう?
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