歩道に埋まった「元素記号」 順番に見ていくと理化学研究所にたどり着く「ニホニウム通り」の仕掛けが素敵すぎる(1/2 ページ)
方向音痴でも問題なし……?
「元素記号」のプレートが設置されている「ニホニウム通り」が、Twitterで約2万3000件のいいねを集めるほど話題になっています。ツイートには、「無駄に行きたくなる」「辿りたい」「洒落てる〜〜」といった反応が寄せられています。
投稿者は、理論物理学者の野村泰紀(@YasuNomu1)さん。「理研て和光市駅からこれ辿っていくと着けるんだぜ」と添えた投稿には、和光市駅前から理研の和光研究所付近までの歩道に埋め込まれた「元素記号」のプレートが映っています。
四角い枠の中には、原子番号、元素名、元素記号の3つが記されており、原子番号1から118まで順番に埋められています。
この元素記号プレートは、理研の和光研究所の研究グループが、原子番号113番(※)の新元素「ニホニウム」の合成に成功したことを記念して、2016年に作られたものです。
原子番号113番「ニホニウム」のプレートがゴールになっていて、理研の西門前には巨大なニホニウムの記念プレートも設置されています。
※26日追記:当初118番としていましたが正しくは113番でした。お詫びして訂正いたします
和光市駅から理研までの道順を知らない人でも、このプレートを追っていくだけで理研にたどり着けそうですね。
このツイートには、「行きたい。周期表に思いを馳せながら歩くなんて最高じゃあないか」「何これときめく。わくわくするよね。Ca以降覚えてないよー!っていいながら歩きたい」「子どもが元素覚えたら一緒にたどりたい」「和光行った時、『なぜ元素記号?』って思ったけど、理研までの道標だったのか」といった声がありました。
ちなみに、元素記号プレートを辿って歩いていると、道中には周期表を再現したモニュメントなども設置されているので、足元だけでなく周囲の様子にも目を配ってみると面白いかもしれません。
画像提供:野村泰紀(@YasuNomu1)さん
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