中古車屋の巨大看板にはなぜか「ネコ飼ってます」 従業猫7ニャンが大活躍「当店には猫好きにはたまらない天国があります」 代表に話を聞いた(1/3 ページ)
行ってみたい!
なぜかデカデカと「ネコ飼ってます」という看板を出す、ある中古車屋がTwitterで話題になっています。編集部が話を聞いたところ、なんとも猫愛にあふれる回答が届きました。
注目を集めているのは、「幸せの入り口 イーカーズ深谷店」(@e_cars_fukaya)さん。Twitterで「深谷でめっちゃネコ飼ってるのを強調してる中古車屋があったんだけど、前にレビュー見てて『店長が長野まで納車に来てそのまま自転車で帰った』ってヤバい店だった。」という投稿が拡散。
イーカーズさんはその投稿に引用リツイートで「ありがとうございます 深谷で未知との遭遇してみませんか? 魅惑の二重アゴを持つ看板猫ピピを始め、7にゃんがご来店お待ちしております」と返答。
イーカーズさんのTwitterには、ほぼ毎日看板猫である7匹の猫さんたちのかわいい姿が投稿され、中古車の紹介は皆無……。プロフィールには「車屋というより猫カフェかもしれません」と明記。猫さんたちのことを従業員ならぬ「従業猫」と呼び、毎日その魅力をあますことなく紹介しているイーカーズさんは、どのような経緯で従業猫たちと働くことになったのか。巨大看板を作ったきっかけは? 可能な限り原文そのままでお届けします。
――7匹の猫さんたちは全員保護猫さんとのことですが、それぞれの保護のきっかけを軽くでいいので教えていただけますでしょうか
代表:はい。 軽くで、承知しました。軽くではなく、しっかり細部まで説明をしてしまうと、仕事終わりに居酒屋に行って、とりあえずのビールで乾杯してお通しに箸をつけてからずっとしゃべり続け、仲間が1人2人と寝始めても終わらず、3次会が終了する明け方くらいにやっと説明が終わるくらいの、超ロングスペクタクルになってしまいますので、できる限り簡潔に説明いたします。全員、全従業猫が保護猫です。
1人目が「ピピ」です。店舗の裏でニャーニャー泣いているところを従業員が発見し、すごくやつれて痩せておりおなかが空いてそうだったので軽くご飯をあげてみたところ、すぐに平らげ、「もっとあるだろう。もっとくれたまえ。もっと食べてやるぞ」みたいな感じで懐いてしまって。従業員の家では保護できないので、店長に相談したところ……。店長の裏の顔と言いますか、本性が出てしまって。実は店長は昔実家で20匹くらい、野良猫ちゃんを保護していたときがあったようで、無類の猫好き&困っている猫ちゃんをほっとけない、楠瀬誠志郎さん(※編集部注:1991年に楽曲「ほっとけないよ」をリリース)タイプの人間のようで、相談を受けるとふたつ返事で、「店舗で保護する」となったのです。
代表者である私には事後報告で、保護することが決定していました。その日から、店長の猫を引き寄せてしまう引き寄せの法則が再び加速してしまって、1人からあれよあれよという間に7人になってしまったようです(笑)。
うちの店舗は店舗前の展示場が割と狭いお店でして、車を20台くらいしか置けないので他にヤードをいくつか持っているのですが……。ピピを保護して半年後くらいに、そのヤードで目が開ききっていない子猫が1人ポツンとたたずんでいたのです。周りを見ても親猫はいないし、「ほっとけないよ、君を早く強く抱きしめたぁ〜い」ということで、2人目に保護したのが「ララ」ちゃんです。
そこから数カ月後、ララが脱走してしまい従業員総出で捜索活動したところ、黒猫を発見しました。お店が狭いのでこれ以上増えると業務に支障が……と思っていたのですが。
私ども無能な人間達が保護するかどうかを迷うひまもなく、黒猫ちゃんが我々の店舗について来てしまって。まるで、「保護したまえ君たち」と、言わんばかりに店舗に入って来まして。エサを普通に食べ、当たり前のようにトイレでうんちをし、「数年前からいましたけど何か?」的な感じで自然にベッドでくつろぎ、数時間で違和感なく懐いてしまったので、3人目の「ポポ」が加わりました。ちなみに脱走したララちゃんは無事に確保しました。脱走前と後で、なぜか1人増えるという摩訶不思議ミステリアスな結果になってしまいました(笑)。
4人目は初めての女の子で「ココ」ちゃん。店舗の近所に住む方からお電話があり「お宅の猫ちゃんが家に来ちゃっている。いま保護しているので早く来て下さい」と電話がありました。うちにいる猫ちゃんは全員店舗にいたので「???」と思っていたのですが、すぐにお電話頂いたお宅に伺ってみたところ、すごくかわいらしい目をしたフサフサ毛のノルウェージャンフォレストキャットのような猫ちゃんを抱いて、玄関から出てきたのです! うちにはすでに3人の先住猫ちゃんがいたので、もし保護などの話であればお断りしようと心に決めてお宅に伺ったのですが、あまりのかわいさに、咄嗟に「うちの子が逃げ出しちゃったみたいでスミマセ〜ン(苦笑)」と言ってしまい……。そんなこんなで、4人目の保護でココちゃんが加わりました。
5人目は「ネネ」ちゃん、三毛猫の女の子です。もう退社した元従業員の実家で、ご両親が「カラスに右耳の横を攻撃されてしまってかなりのケガを負った子猫を保護した」と。従業員が電話を受け、ご両親から保護できないかというお話がありました。それで店長に相談し、店長がふたつ返事で保護しました。
6人目が「トト」、7人目が「ナナ」、どれも男の子で、2人とも店舗に迷い込んできた猫ちゃんです。まるで「保護したまえ」と言わんばかりに店舗の裏に来て、店長に「保護したいんだろ?いいよ、保護されてやっても」みたいな感じでゴロンと寝転がっていたようです。店長の猫好きオーラが地域猫ちゃんを引き寄せてしまうのか、うちの店舗の「猫飼ってます」看板を見てやって来たのかはわかりませんが、何故か当店には車を買いに来るお客様よりも、地域猫ちゃんの方が集まってきてしまいます(笑)。
コンパクトに説明するつもりでしたが、やっぱりかなりのボリュームになってしまいました。途中からというか、ネネちゃんくらいから、わりとめんどくさくなってきてしまい(苦笑)。説明を割愛しまくってしまいました。ゴメンね、トトちゃん&ナナちゃん(笑)。
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