ときメモ“目隠し藤崎詩織RTA”音だけを頼りに無事1時間で結ばれる 「ラスボスは詩織じゃなくて連休」「生まれる前の祝日全部記憶」(1/2 ページ)
恋は盲目(物理)。
「RTA in Japan Summer 2023」で、プレイステーション版「ときめきメモリアル〜forever with you〜」(ときメモ)の“目隠し”RTAが実施されました。音だけを頼りにメインヒロイン「藤崎詩織」とのエンディングを目指すレギュレーションですが、みごと1時間で結ばれることに成功しています。そう、これは、高校入学と同時になぜか3年間両目を閉じた男の青春の記録である。
ときメモは高校入学から卒業までの3年間を過ごし、登場するヒロインの誰かと結ばれて卒業することを目的としたコナミの恋愛シミュレーションゲーム。2021年には目隠しなしのRTAで48分の記録が出ましたが、今回は一切画面を見ない目隠し状態で“ラスボス”(毎作設定されている最も攻略の難しいヒロイン)である藤崎詩織と結ばれるエンディング到達を目指します。走者は2021年と同じく、kazupoonさん(@honda_kazupoon)。
ゲーム開始すると、最初にして最大の難関、「プロフィールの入力」が始まります。ここでは誕生日と血液型を入力するのですが、誕生日を何月何日に設定したかでイベントの発生タイミングが、血液型で相性が決定するため、間違いなく入力しなければなりません。
しかし、この入力時はカーソルがマウスカーソルのように自由移動するため、リズムとタイミングと決まった動きで間違いなく入力する必要があります。しかも正しく入力できたか確認する方法がないため、ミスしていた場合はプレイ開始から10分程度後に詰みが確定するという恐るべき難関になるとのこと。いきなり緊張が走りますが、無事宣言していた通りの正しいプロフィール入力に成功しました。通常であれば会場から大きな拍手が起こるタイミングですが、「拍手がヒントになる」ことからプレイ中は拍手をしないようkazupoonさんがアナウンスしていたため、会場はこのスーパープレイを静かに見守ります。
無事プロフィールを入力し入学したら、2021年のときと同じくまずは「休養」コマンドで寝まくるところからスタート。これにより行動力である「体調」をぐんぐん上げつつ、ステータスの上昇を抑えることでサブヒロインが登場しなくなり安定して進められます。
その後も基本的なルートは2021年のときをほぼトレースして進めていきますが、「今現在が何月何日か」「今どのコマンドを選んでいるか」「今どのイベントが発生しているか」を音だけを頼りに進めていきます。何度か今現在が何月何日なのか分からなくなり迷子になりつつも、すぐにリカバリーする安定のプレイぶりを見せました。
kazupoonさんによると、進めていく上で最も厄介なのが、祝日による連休の存在とのこと。サブヒロインの登場を阻止するために「今現在が平日なのか休日なのか」をしっかり把握しなければならないのですが、祝日で連休を把握していないとこのローテーションが崩れてしまうそうです。
さらに、ときメモの舞台である1995年〜1997年のカレンダーは現在と違い祝日が消えていたり新設されていたりするため、kazupoonさんは生まれる前であるこの期間のカレンダーを完全に記憶しているそうです。目隠しときメモに必要な知識は膨大だ……。
また、2021年のときと同じく「意図的にノイローゼになる」「途中で退部した文芸部をムキムキになってから再入部」「詩織との初詣を断ってから1人で初詣に向かい詩織との恋愛成就を祈る」などの狂人行動をミスなく取りつつ、安定したプレイで進行。目隠ししているとは思えないほど口にしている予定通りの行動やパラメーターになっており、やりこみぶりが伝わってきます。
こうしてスムーズに進んで行き迎えた、最終日である卒業式の日。無事詩織に呼び出されクリアが確定します。最後も2021年のときと同じく告白シーンで主人公のアテレコを始めるのですが、なぜかちゃんとボイス入りの詩織の部分までアテレコしていきます。なんでや! そっちは必要ないやろ!
こうして無事(?)結ばれ、クリアタイムの記録は1時間57秒。最後にアルバムを確認するのですが、目隠し用に若干ルートが違うため2021年のときと違い同じ写真が4枚並ぶ“フォーカード”にはならないのでした。
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