カナダ代表DF、中村敬斗へのファウルは「非常に乱暴」「日本ファンの怒りを買った」海外メディアが報道　SNS大荒れ（1/2 ページ）

「親善試合でやることか？」「シャツを引っ張るだけでいい」などの批判が。

　サッカー国際親善試合が10月13日に新潟で行われ、日本代表はカナダ相手に4-1で快勝。しかし試合後半、MF中村敬斗選手にファウルをしたカナダのDFについて批判の声が集まっており、一部海外メディアが「非常に乱暴」「日本の反感を買った」などと報じています。

　試合では、日本の左ウイングの要・三苫薫選手（体調不良で未招集）の“代役”を任された中村選手。前半終了間近に日本の3点目を奪い、4戦4発となる大活躍を見せたものの、後半にカナダDFでスコットランド「セルティックFC」のアリスター・ジョンストン選手からファウルを受けてしまいます。

　ジョンストン選手は後半10分、左サイドを切り込む中村選手のユニフォームを引っ張りながら、スパイクの裏で足首を踏みにいくかたちでチャージ。これにはイエローカードが与えられましたが、担架で運ばれていく中村選手に対し、ネット上では心配の声が多く上がっていました。

代表4キャップ目の中村選手（画像は中村敬斗公式Instagramから）

　スコットランドのサッカーメディア「Football Scotland」は、試合について「セルティックのスターが点を献上し、相手を負傷させたことで、カナダは悪夢にもだえている」との見だしで報道。ファウルの瞬間をトップの画像に添え、中村選手のゴールは「ジョンストンの責任だった」としたうえで、「非常に乱暴なタックルをした結果、警告を受けた」と厳しく評価しています。

　同地の総合メディア「Daily Record」も、ジョンストン選手のファウルは「日本のファンの怒りを買った」「中村に完全に追い抜かれたにもかかわらず、後ろから意図的に足首を踏みつけケガをさせたと、一部のファンは憤っている」などと報道。ジョンストン選手のInstagramの直近の投稿には、「親善試合でやることか？」「相手を止めたいなら、シャツを引っ張るだけでいいはず」「不必要なファウルだった」など、批判が殺到する事態となっています。