超ご長寿ニャンコ、最期の10カ月で起きた“4つの老化現象” 貴重な記録に「他猫事じゃない」「参考にしたい!」
全愛猫家に知ってほしい!
かわいい愛猫も命があるかぎり、いつかは旅立ってしまうもの。老猫を看取った飼い主さんによる最期の10カ月の記録がとらえた4つの“老化現象”が、Instagramで話題になっています。
紹介されているのは、飼い主さんが2022年3月に保護した茶トラの高齢猫「シャクレ」くんが2023年1月に息を引き取るまでに起こった4つの老化現象です。シャクレくんは保護した時点でほとんどの歯が抜けており、獣医師からは「年齢の推定は不可能であるが、かなりの高齢であることは間違いない」と言われたといいます。
投稿は飼い主さんがYouTubeチャンネル「スーパーおじいちゃん猫シャクレの日常」で公開した動画をもとに作成されています。さっそく見ていきましょう。
飼い主さんが気付いた1つ目は鳴き声の変化。息を引き取る10カ月前には大音量で鳴くことができていたシャクレくんですが、気が付けば何ともか細い声に。力なくかすれたような声で「なー……」と鳴くようになりました。飼い主さんは一生懸命に鳴くシャクレ君の小さな声を聞いて、寂しくなるとともに愛おしさが爆発してしまったとのこと。
2つ目の変化は毛づくろい。シャクレくんはもともと毛づくろいが大好きな猫ちゃんで、息を引き取る5カ月ほど前までは熱心に取り組んでいたといいます。しかし最期が近づくにつれて、けづくろいをしている姿を見かけることは全くなくなったそうです。
なめづらい部位はめいっぱい体を使いながらけづくろいする猫ちゃんもいます。シャクレくんの場合は、体力を使う動作をなるべく避けようとしようという心理だったのかもしれませんね。
3つ目は階段の上り下り、身体能力についてです。息を引き取る5カ月前まで自分で階段を使って移動していたシャクレくん。しかしある時、階段から落ちてしまうハプニングが発生します。これをきっかけに、骨折や命を落とす危険を考慮し階段での移動は抱っこに変更。飼い主さんがいない時は個室で過ごすようになりました。高齢になるとささいな転倒が致命傷になることもあるため、猫ちゃんの状況にあわせた判断がより一層必要になってきますよね。
そして4つ目の変化は食欲に出ました。食べることが大好きなシャクレくんでしたが、息を引き取る数日前から急激に食欲が減退。飼い主さんは、固形を食べないのならとペースト状にやわらかくしてみたり、ちゅ〜るを混ぜてみたりと、とにかく食べてもらうために必死だったとのこと。そしてこのときに有効だったのが、手から直接ごはんをあげることだといいます。飼い主さんの愛が伝わってくる解決手段ですね。
飼い主さんのお宅で老後を過ごしたシャクレくんは、2023年1月にお空へ旅立ちました。飼い主さんは発信の目的を「動物介護の試行錯誤を体感し、猫飼育の将来に見通しを持ってもらうため」としており、記録のきっかけになったシャクレくんについて「老猫との生活は想定外ばかりでバタバタの毎日ですが、そんな中でもシャクレと過ごす楽しさや喜びは計り知れません。しかしその時間はそんなに長くないと思います。宝物のような時間をくれているシャクレとの日常を残しておきたいという想いからこのチャンネルを立ち上げました」と残しています。
この体験を紹介してくれたのは、なゆう@ペットの幸せな看取り専門家(@happy_endings_001)さん。シャクレくんとの思い出は、Instagramの他、YouTubeチャンネル「スーパーおじいちゃん猫シャクレの日常」でも見ることができます。のぞいてみれば、大好きな愛猫に最期まで幸せに暮らしてもらうために何ができるのかを考えるきっかけを与えてくれるかもしれません。
画像提供:なゆう@ペットの幸せな看取り専門家(@happy_endings_001)さん
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