大物音楽プロデューサー、35歳年下妻と2歳児育児で世代間ギャップ 「昔は良かった」「だから同世代の人と付き合うべき」と反響さまざま(1/2 ページ)

松田聖子さんの楽曲も手掛けた超大物。

» 2023年11月27日 20時24分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、マドンナら多くの大物アーティストの楽曲を手掛け、日本でも松田聖子さんの楽曲「抱いて…」(1988年)の作曲などでも知られるカナダの音楽家/音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスター。現在35歳年下の妻で歌手・俳優のキャサリン・マクフィーと2歳の息子の子育てに奮闘する中、世代の隔たりを感じ意見が合わなくなる事柄について明かしています。

カナダの音楽プロデューサー、デイヴィッド・フォスター 35歳年下妻と育児中に感じるジェネレーションギャップを語る(画像はデイヴィッド・フォスターのInstagramから)

「彼の時代の子育てと私の時代の子育ては違う」

 現在74歳のデイヴィッドと39歳のキャサリンは2019年6月に結婚。2021年2月に長男が生まれています。

 11月24日に公開された米People紙の記事でインタビューに答えた2人は、35歳という年の差から長男レニーの子育てにジェネレーションギャップを感じることが多々あると語ります。デイヴィッド側としては「僕は厳しくしつけたいのに、キャット(キャサリンの愛称)はそれに乗り気じゃない」とのこと。

 しかしキャサリンは「私は私のやり方でしつけをしたいだけ」と反論。「タイムアウト(※子どもが望ましくない行動をとったとき、その行動を中断・忠告し、聞き入れない場合は別部屋などで1人にし、感情をコントロールさせる方法)みたいな、古風なしつけ方法もあるでしょう」と主張。「2歳、3歳の子どもが1人で反省できると思い込むんじゃなくて、もっと心のこもった子育てができるはず」と持論を展開しました。

 続けて、「新しい子育ての方法は、子どもが知的に理解できることは限られているって理解することだと思います。『あれはすごく悪かった。すごくすごく悪かったよ』なんて言うのは辱めることになるんです。しつけというものは時間をかけて行われるものでは」と述べました。

カナダの音楽プロデューサー、デイヴィッド・フォスター 2歳にして音楽的才能を発揮する長男(画像はデイヴィッド・フォスターのInstagramから)

 このキャサリンの子育て論に、デイヴィッドは全面的に同意してはいないものの、「成果主義」だというデイヴィッドと、「急がない子育て」を目指すキャサリンは、意見の食い違いによって言い争うことはないそう。「ただ、アプローチの仕方が違うだけで彼の時代の子育てと私の時代の子育ては違う」と世代の違いが生み出す考え方の違いをそのまま認めているといいます。

 さらに「パーソナルスペースの保ち方とか、そういうことを時間をかけて学んでいくんです」と時間をかけてしつけることの大切さを説くキャサリン。「子どもは親よりももっと、教師やクラスメイトたちからネガティブな反応を受ける経験をしなければならないんです」「だから私たちは、ただ待つだけ」とこの先もっと厳しい経験が待ち受けている子どもたちへ、親がさらに厳しい態度をとることはないと説明しました。

人気モデル、ジジ&ベラ・ハディッドにとっては元義父であるデイヴィッド・フォスター

 デイヴィッドにとってキャサリンとの結婚は5回目の結婚であり、レニーも彼にとって5人目の子ども。すでに7人の孫にも恵まれています。

 SNSではデイヴィッドとキャサリンが子育てにおいて感じているジェネレーションギャップに対し、「彼は正しいと思う。世の中はしつけのなってない子どもや若者たちであふれかえっているよ。子どもが悪いのではなく、子どもの不適切な行動を正そうとしない親が悪い」「まあ、彼の時代の子育ての方がよっぽどうまくいってたと思うけどね」などと支持する声や、「だから同世代の人と付き合うべきなんだよね」「子どもを持つ前にこのことはよく話し合うべきじゃなかったのか?」など、意見の相違は事前にわかっていたはずとする意見が多く寄せられています。

 また、「『タイムアウト』は古風なんかじゃないよ。私たちの時代はタイムアウトなんてなかったよ」と指摘する声や、「両方のスタイルをミックスするのはいい方法。何の説明もなくタイムアウトにしたり罰を与えるのは良くないことだよね。時間をかけて何が良くなかったか説明すべき。子どもをiPadの前に座らせ続けるのも、1日中怒鳴りつけているのもどちらも良くない」と両方の世代から良い部分を合わせればと建設的な意見も散見されています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/01/news052.jpg ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  2. /nl/articles/2501/01/news048.jpg 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」
  3. /nl/articles/2501/01/news004.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  4. /nl/articles/2501/01/news049.jpg 星野源がNHK紅白歌合戦で着用? 「1270万円ネックレス」に騒然 「家買える」「集中できなかった」
  5. /nl/articles/2501/01/news051.jpg 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  6. /nl/articles/2412/13/news144.jpg 軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後……驚きの姿に大反響 2024年に読まれた猫ちゃん、ワンちゃん記事トップ5
  7. /nl/articles/2412/31/news072.jpg 大谷翔平、妻・真美子さん妊娠公表→“子どもの予定は?”への回答に再注目 「優しすぎ」「素敵すぎる!」
  8. /nl/articles/2501/01/news044.jpg 大谷翔平、“2500万円超の高級車”ショットに恍惚 「カッコよすぎる」「助手席に乗せて下さい」
  9. /nl/articles/2412/31/news047.jpg 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  10. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  2. 大谷翔平、妻・真美子さん妊娠公表→エコー写真に“まさかの勘違い” 「デコピン妊娠?」「どう見てもデコピンで草」
  3. 「すごい漢字!」 YouTuberゆたぼん、運転免許証公開 「本名の漢字」に衝撃の声続々
  4. 「麻央さんにそっくり……」 市川團十郎の11歳息子・勸玄の成長ぶりに驚きの声 「大きくなってる!」「すでに貫禄がある」
  5. チェジュ航空社長、日本語で謝罪 犠牲者は170人以上との報道 公式サイトは通常のオレンジからブラックに
  6. 「スマホ入荷しました」 ハードオフ店舗がお知らせ→まさかの正体に大横転 「草しか生えない」
  7. 母「昔は数十人もの男性の誘いを断った」→娘は信じられなかったが…… 当時の“想像を超える姿”が2800万再生「これは驚いた」【海外】
  8. 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  9. 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  10. 「デコピンを抱き寄せたのはもしかして」 妻・真美子さん第1子妊娠発表で大谷翔平の発言と行動に再注目 「“もう帰る?”は気遣っていたのかも」
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」