80年代のスター、ブリジット・ニールセン 60歳で5歳長女の子育て真っ最中 “年取りすぎ”批判に反論「デ・ニーロは79歳でパパに」(1/2 ページ)

肩車も楽々。

» 2023年11月24日 20時29分 公開
[城川まちねねとらぼ]

 80年代に「ロッキー4/炎の友情」(1985)「コブラ」(1986)「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987)など人気作への出演で大人気だったデンマークの俳優ブリジット・ニールセン。現在60歳の彼女が、55歳で出産した長女の子育てについて語りました。

ブリジット・ニールセンが60歳での5歳児育児を語る 5歳の長女を肩車するブリジット。すごい(画像はブリジット・ニールセンのInstagramから)

デ・ニーロと自身を比較「男性にはそんなこと言いません」

 ブリジットは54歳のとき、13年におよぶ体外受精が実を結び、夫の伊プロデューサーのマッティア・デッシとの間に子どもを授かったことを公表。55歳で出産し60歳となった現在、5歳となった長女フリーダの子育てについて11月20日に公開された米People紙との独占インタビューでは、世間が自身を“年を取りすぎている”と考えていることについて言及しました。

 「まず第1に、“年を取りすぎている”なんてことはないんです」ときっぱり口にしたブリジット。「私たちは、60代、70代、80代であっても子どもを授かった男性にはそんなこと言いません。ロバート・デ・ニーロを見てください。彼は79歳で7カ月の子どもがいるんですよ」と高齢で親になることを、女性と違って男性は批判されないと指摘しました。デ・ニーロは、2023年4月に武術インストラクターのアジア人女性との間に自身にとっては第7子となる娘が誕生。またブリジットは言及していませんが、アル・パチーノも6月、83歳にして第4子が誕生していてどちらも大きな話題となりました。

ブリジット・ニールセンと4人の息子 すでに成人している4人の息子たちとブリジット(画像はブリジット・ニールセンのInstagramから)

 続けてブリジットは、子育てにおいて自身が高齢であるからこそのメリットがあると熱弁。「子どもたちって『おばあちゃんは最高』っていうでしょ? 私にはそういう物の見方や感情があると思う。我慢強いし特別愛情を注げる。それはおばあちゃんの年齢になったからだと思う」とのこと。

 ブリジットにはすでにジュリアン、キリアン、ダグラス、ラオルといういずれも成人済みの息子が4人おり、フリーダは彼女にとって第5子。息子たちが幼かったころ、第一線で仕事をし俳優であることと母親であることを両立させていたブリジットも、「今は、フリーダが一番」と断言。当時よりも今の方が育児に疲れを感じないと言います。

 13年間体外受精をしているときには、医師から「妊娠する可能性は2.5%」だと言われていたとブリジット。「やっと妊娠したときは本当に驚いた。でも54歳というハイリスクであることに恐怖も感じた」と妊娠を知ったときのことを回想。しかし心配とは裏腹に、フリーダを妊娠していたときは、今まで一番体が楽だったと言います。「4回の妊娠を経験して、私の優先順位が変わったからかも。それは私の深い深い願いであり、選択だったんです」と語りました。

元夫はシルベスター・スタローン

ブリジット・ニールセンが60歳での5歳児育児を語る 1986年の「コブラ」では当時の夫シルベスター・スタローンと夫婦共演(画像はブリジット・ニールセンのInstagramから)

 モデルをしていたときに俳優にスカウトされたブリジットは、、アーノルド・シュワルツェネッガーが勇者コナンを演じたシリーズの姉妹篇「レッドソニア」(1985年)でいきなり主演に大抜てき。その後「ロッキー4/炎の友情」(1985年)でイワン・ドラゴの妻ルドミラを演じ、共演したシルベスター・スタローンと1985年に結婚。1986年の「コブラ」では夫婦共演しましたが、「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987年)で監督のトニー・スコットと不倫していたことを告白し、1987年に離婚しています。

 しかし「クリード 炎の宿敵」(2018年)では再びルドミラ役で出演し、元夫スタローンと共演を果たしました。抜群の美貌を誇り恋多き人生を送ってきたブリジットにとって、15歳年下の現夫マッティアは5人目の夫となります。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」