過労死したOLが神に願った力とは…… “人間以外の生物に好かれる能力を持つ女の子”の異世界転生マンガが癒やされるかわいさ(1/2 ページ)

もふもふ。

» 2024年01月04日 19時15分 公開
[ねとらぼ]

 白虎もドラゴンも触り放題!―― 1月7日からTOKYO MX、読売テレビなどでアニメ放送がスタートする「がうがうモンスター+」連載作品『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。作者インタビューと合わせて、コミカライズ版第1話を掲載します。

作品紹介:異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。

 「異世界に転生して、他の生物を迫害する人間を滅ぼすべきか見極めてほしい。代わりに“君が願った特別な力”をあげよう。やりたいことはない?」。

 そんな神の申し出から始まる本作の物語。27歳で過労死した主人公・みどりは「もふもふしたい!」「この疲れた心を癒やしてくれるのは かわいい動物のもふもふしかないのよ……!」と叫び、“人間以外の生物から好かれる力”を授かります。

 公爵家の娘・ネマとして転生し、動物たちをもふもふなでなでし放題な生活を送っていた彼女。3歳になったある日、母と一緒に王宮へ行くことになり、そこで猛獣とも仲良しになるのですが、その生き物の正体は……。

 ファンタジーな生き物たちに癒やされながらも、神に与えられた過酷な運命と向き合うストーリーが展開される本作について、向日葵さん(原作)、高上優里子さん(マンガ)にお話を伺いました。

作品関係者インタビュー

――― 本作への思い入れや、ご自身の中で気に入っているポイントは?

向日葵 「小説家になろう」に投稿した初めての作品でデビュー作でもあり、『もふなで』は初めてのことばかりなので思い入れはひとしおです。

 気に入っている部分は、種類問わず作中に生き物を出せることですね(笑)

高上 まず、「コミカライズしてみないか?」というお話をいただいたときに「やってみたくはあるけど、動物もイケメンも描くのは得意ではないので絶対無理だ!」と一度お断りしたんですね。

 でも何度も担当さんが説得してくださって、たくさん資料を用意してくださる向日葵先生やアシスタントさんや……いろいろな人たちが力を貸してくださって、どうにか毎回原稿が上がっています。いろいろ表現も挑戦できて、描けるキャラの幅も増えて、修行みたいに鍛えられています。

 気に入っているポイントは……やっぱりネマですかね。小さい子を描くのはとっても楽しいです。この作品は本当にキャラが多くて大変なんですが、それもネマがみんなに愛されている証拠だ! と思って頑張って描いています。

――― 本作の制作で特に力を入れているところ、こだわっているポイントは?

向日葵 ネマがもふもふなでなでしているときの、毛並みや感触の表現ですね。

 動物に詳しい人なら伝わるだろうというマニアックな説明をしたあとに、読者のみなさんがイメージしやすいように、身近なもので例えるようにしています。

高上 『もふなで』を描いていて気付いたのですが、どうやら私は小さい子を描くのがかなり好きみたいで……ネマの手足の大きさにはかなりこだわりがあります。ちまっとした紅葉みたいな手がもふもふをなでなでしていたらかわいいじゃないですか……。

 ちまっとネマが見える引きのシーンでは、いかに小さくかわいく見えるかをいつも考えています。お洋服などもあまり凝ったことはできないんですが、考えていて楽しいです。

――― うれしかった読者からの反応・感想は?

向日葵 「もふもふに癒やされました」と言ってもらえたのがうれしかったですね。ネマが転生するときに「もふもふに癒やされたい!」と心の底から叫んでいるので、ネマと一緒に読者さんも、もふもふに癒やされたのなら、作者冥利(みょうり)に尽きます!

高上 まず、今まで経験した連載が最大5巻までだったので10巻超えというなかなかできない長い連載をさせていただいて幸せです。本当に応援してくださっている読者さんのおかげだと思います。ありがとうございます!

※編集部補足:コミカライズ版は最新12巻が2023年12月28日発売

 以前、小学生の読者さんからお手紙をもらったことがあり、幅広い層に読んでもらえてるんだなーと思いました。そのときに「ネマは大きくなりますか?」と質問してくれたのですが、どうなんでしょうね? そこが気になるんだ!というのと大きくなるのかな!? とダブルで気になる質問でした。

――― 1月からアニメ放送スタート。制作者としてはどのような思いがありますか?

向日葵 少しだけ制作に関わらせていただいたのですが、小説や漫画とは違った、アニメならではの見せ方やストーリー構成などを肌で感じられて、本当にいい経験をさせていただきました。ありがとうございます。

高上 向日葵先生の世界をより多くの読者さんに伝えるのがコミカライズ担当としての目標の1つだったので、更に多くの人に見ていただけるアニメになり、とてもうれしいし楽しみです!

 動物を表現するのはマンガでもとても大変なので、それがアニメになって動く! となると、スタッフさんの苦労もかなりのものだったと思います。マンガではできない表現を見るのも楽しみです。

――― 読者へのメッセージをお願いします

向日葵 『もふなで』を読んでくださった皆さまのおかげでここまで続けられています。これからも本作を通して、いろいろな形でもふもふを楽しんでいただければうれしいです!

高上 いつも応援ありがとうございます! 皆さまの応援のおかげで1月からアニメがはじまります。私もとっても楽しみです。

 寒い冬ですが『もふなで』を見てもふもふあったまりましょう♪ これからもコミカライズ、原作どちらもどうぞよろしくお願いします!

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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