通学で往復約5時間―― それでも「やってて良かった」と学生時代を振り返る投稿が話題 本人に遠距離通学の思い出を聞いた(1/3 ページ)

車内で読書や勉強をしたり、途中下車で遊びに行ったり、案外いろいろできますからね。

» 2024年03月12日 18時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 往復約5時間かけて通学していた大学時代を、ポジティブに振り返る投稿がX(Twitter)で注目を集めています。埼玉から神奈川の大学まで通っていた、投稿者の保登宮トオル(@Hotomiya_U633)さんに話を聞きました。

遠距離通学 当時の通学定期。埼玉県熊谷市の籠原から東京をまたいで神奈川県横浜市の金沢文庫へ……だいぶ遠い通学路(画像提供:保登宮トオルさん)
遠距離通学 その距離117.6キロ。電車に乗っている時間だけで片道2時間20数分ほどかかります(画像はYahoo!路線情報の検索結果

 投稿のきっかけは、Xのハッシュタグ「学生時代やってて良かった事」。保登宮さんはこれに事寄せて、「同意できる人は少ないと思うが、遠距離通学」とつぶやきました。

 その経路はというと、埼玉の籠原駅から神奈川の金沢文庫駅までの約117キロ。電車に乗っている時間だけで、片道2時間20数分もかかります。1日は24時間しかないのに、ざっと5時間は通学に持っていかれる……。

 それでも「このおかげで生活範囲を大幅に広げられた」と、保登宮さん。ねとらぼ編集部の取材に対し、定期券の圏内に秋葉原が含まれていたため、時間があればふらっと訪れ、知人とショッピングなどを楽しめたと語ります。

 また、長距離といえど籠原から始発で乗れることもあり、朝も夜もスマホを眺めるのみならず眠ったり、テスト期間中にはテスト勉強をしたりと、それなりに有効に使えていたとのこと。その一方で、時間的にも体力的にも定期のアルバイトへ通う余裕がなく、金欠になりがちで大変なこともあったそうです。

 「同意できる人は少ないと思うが」と前置きしていた保登宮さんですが、投稿は思いの外、多数の共感を呼びました。スレッドには「定期の区間内であちこち行けて、世界が広がった」「社会人になってからの通勤も苦にならなくなった」「移動時間中に勉強した分成績が上がった」など、さまざまな体験談が寄せられています。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/05/news022.jpg 「クレオパトラみたい」と言われ傷ついた55歳女性→カット&パーマで大変身! 「本当にびっくり」「素敵なマダムに」
  2. /nl/articles/2410/05/news040.jpg 伝説の不倫ドラマ「金曜日の妻たちへ」放送から41年、キャストの現在→75歳近影が「とても見えません」と話題
  3. /nl/articles/2410/02/news116.jpg 余りがちなクリアファイル、“じゃないほう”の使い方で食器棚がまさかのスッキリ 「目からウロコ」「思いつかなかった!」と反響
  4. /nl/articles/2410/05/news023.jpg 七五三で刀を持っていた少年→20年後には…… “まさかの進化”に「好きなもの突き進んでかっこいい!」
  5. /nl/articles/2410/05/news018.jpg 野良猫が窓越しに「保護してください」と圧をかけ続け…… ひしひし感じる強い意志と表情に「かわいすぎるw」「視線がすごい」
  6. /nl/articles/2410/05/news012.jpg 「あのお客さんに幸あれっ!」 小銭の出し方が完璧な“神客”にレジ店員感激 会計がスムーズになる配慮が参考になる
  7. /nl/articles/2410/04/news048.jpg 「こういうの好き」 割れたコップの破片を並べたら…… “まさかの発想”で息を飲むアート作品に 「すごいセンス良い」「前向きな考え」
  8. /nl/articles/2410/04/news040.jpg 50代女性「モンチッチみたいにしてほしい」→美容師がプロのワザを見せ…… 別人級の変身に「めっちゃお洒落」「すごい!」
  9. /nl/articles/2410/04/news025.jpg 「これが免許証の写真???」 コスプレイヤーが公開した“信じられない”免許証が話題 コスプレ姿との比較に「両方とも可愛いすぎる」
  10. /nl/articles/2410/05/news032.jpg 大型犬が18年間、ドアを開け続けた結果……そうはならんやろな驚きの末路に「どうしたらこんな風になるのよ」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. ネットで大絶賛「ブラウニー」にカビ発生 業務スーパーに7万箱出荷…… 運営会社が謝罪
  2. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  3. トラックがあおり運転し車線をふさいで停車…… SNSで拡散の動画、運転手の所属会社が謝罪
  4. 「ヤヴァすぎる!!」黒木啓司、超高級外車の納車を報告 新車価格は5000万円超 2023年にはフェラーリを2台購入
  5. そうはならんやろ “ドクロの絵”を芸術的に描いたら…… “まさかのオチ”に「傑作」の声【海外】
  6. 「ウソだろ?」 ハードオフに3万円で売っていた“衝撃の商品”に思わず二度見 「ヤバいことになってる」
  7. 「結局こういう弁当が一番旨い」 夫が妻に作った弁当に「最強すぎる!」「絶対美味しいビジュアル」
  8. “メンバー全員の契約違反”をライブ後に発表 異例の脱退騒動背景を公式が釈明「繋がり行為などではなく」
  9. 「言われる感覚全く分からない」 宮崎麗果、“第5子抱いた服装”に非難飛び……夫・黒木啓司は「俺が言われてるのかな?」
  10. 大沢たかお、広大プールを独り泳ぐ“バキバキ姿”が絵になり過ぎ 盛り上がる筋肉の上半身に「50代とは思えない」「彫刻みたい」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声