努力できない人は「『努力したくない人』なだけ」 “ビリギャル”小林さやか氏の投稿が波紋…… 本人は反論「別に責めてない」(1/3 ページ)
努力をめぐる意見が議論に。
映画化もされたベストセラー書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA、以下『ビリギャル』)のモデルになった小林さやか氏が、自身のX(Twitter)に投稿した「努力」に関するポストが議論を呼んでいます。
現在は米名門大の教育大学院に
『ビリギャル』は中高一貫校に通うも成績が伸びず、素行不良で学校の校長から「人間のクズ」と言われた少女が塾講師に出会い、難関の慶應義塾大学に現役合格するまでのストーリーを描いた実話小説。2013年に出版されると累計発行部数100万部を超える大ヒットを記録し、2015年には有村架純さん主演で映画化されるなど、当時社会現象を巻き起こしました。
「ビリギャル」のモデルとなった小林氏は慶大卒業後、ウェディングプランナーとして従事し、その後フリーランスに転身。2020年には『ビリギャル』作者で塾講師の坪田信貴氏とともに教育系YouTubeチャンネル「ビリギャル チャンネル」を開設し、2022年からは米国の名門・コロンビア大学教育大学院の認知科学プログラムに留学しています。
小林氏は3月4日に自身のX(Twitter)で「『努力出来る人と出来ない人がいるんだよ』と言う人いるけど、それって『努力出来ない人』なんじゃなくて、ただ『努力したくない人』なだけなんじゃないかなと思うんだけど、どうかしら」と投稿。
この投稿に対しては「人生のスタートラインはみんな違う」「『努力すること』自体に得手不得手がある」「『努力できない人』に色々な背景がある」「全ての人に努力出来る環境が与えられるわけじゃない」といった意見が寄せられるなど、大きな議論となりました。
小林氏は3月9日、自身の投稿が議論になっていることに言及。「『頑張りたくても頑張れない人もいるんだから責めないであげて』ってめっちゃくるんだけど、別に責めてないしみんなが頑張るべきとも思ってない。むしろ私はできればそんなに頑張らないで生きていきたい」とコメントしました。
その上で「どうしてもひっかかる」点があるとして、次のような私見を述べました。
「例えばあなたの周りにいる人に対して『あの人は頑張れない人だからね』って他人が勝手に決めつけるのってまじで失礼だと思うんだけど。頑張り方を知らないだけかもしれないし、過去に頑張った経験を周りにさせてもらえなかっただけかもしれない。適切なサポートさえあれば自分でびっくりするくらい成長できる可能性だってあるのに、そうやって周りにまるでそういう能力がないみたいに決めつけられたら、そりゃ本人もそう思い込んで努力しなくなるだろうな。本当そういう呪文みたいなのやめた方がいいと思うけど」
「頑張り方をちゃんと教えてあげないといけない」
さらに3月11日の投稿では自身が置かれた環境について言及。「頑張れるのは適切な環境要因が整っていたからだっていうのは、私がビリギャル出版されてからずっっっっと言ってることでそんなのは大前提です」と環境の重要性を認め、「特に周りの大人の言葉の掛け方やサポートはその人のパフォーマンスを決める一番の要因と言ってもいい、地頭とかいうものなんかより影響でかいです。私だって母と恩師がいなかったら一生頑張ることなんてなかった」と振り返りました。
その上で「でもそういう環境が整っていても頑張らない人だっている」とし、「でもそれはそれで良くないですか?みんなが頑張らないといけないの?『努力しないで生きていきたい』って、その人の立派な選択肢のひとつであるべき」と主張。
また「日本は『努力すること』をなんか持ち上げすぎてる気がするよ。主語おっきくてごめんだけど、アメリカ人なんか全然努力しないよ。でもみんな日本人よりはなぜか幸せそうだよ」と日米を比較し、「頑張りたい人だけ頑張れば良い。でもそういう人には頑張り方をちゃんと教えてあげないといけない、だから私は認知科学を学んでるんです。伝わるかな」とコメントしています。
こうした小林氏の投稿に対しては「納得しました」「おっしゃる通りだと思います」「一石を投じるという意味では考えさせられる投稿」と理解する声がある一方で、「あれじゃ上(最初の投稿)の意味はまるっきり伝わらない」「このポストと最初のポストでは結論がまったく正反対のように思える」「真逆の話にすり替わっている」と疑問の声も聞かれています。
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
-
「むりだろww」「笑いました」 ニトリでソファ購入 → 愛車の前でぼうぜん…… “まさかの悲劇”が1000万表示
-
「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
-
「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
-
peco、息子の近影を公開「すごーくりゅうちぇるに見えます!」「パパに似てる〜」 息子のスクールランチも色とりどりでおいしそう
-
高嶋ちさ子、3000万円超の“超高級外車”ゲットにドヤ顔も! 笑い止まらずハンドル握り「Woohoo!!!」
-
50代主婦が5日間、ひたすら草抜き&庭木の剪定→たった一人でやり遂げたとは思えないビフォーアフターに称賛の嵐 「尊敬する」「本当に脱帽です」
-
「そうはならんやろ」クルマ修理会社の壁を見ると…… まさかの“シュールすぎるイラスト”に9万いいね 「よすぎる」「天才か」
-
2人組ガールズユニット、突然の脱退を発表 マネージャー「本人の意思ではない」 母親とする人物からの脱退理由と経緯説明が物議
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 結婚相手を連れてくる妹に「他の人に会わせられない」と言われた兄、プロがイメチェンしたら…… 「鈴木亮平さんに見えた」大変身に驚がく
- 「2007年に紅白出場」 38歳になった“グラビア界の黒船”が1年ぶりに近影公開→驚きの声続々
- 「クソビビったwww」 ハードオフに38万5000円で売っていた「衝撃的な商品」が90万表示 「売った人突き止めたい」
- 夫婦喧嘩した翌朝の弁当を夫が作ったら…… “森”すぎるビジュアルに「インパクトすごい」「最高に笑いました」の声
- 約9万円の「高級激レアガンプラ」を10時間かけて制作→完成品に「家宝だ」「めっちゃくちゃにかっこいい!!」
- 天皇皇后両陛下主催の園遊会、“お土産”に注目 ジョージア大使「大好物です」「娘たちからも大好評」
- 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
- 事故で重体の人気日本人TikToker、1カ月の意識不明と家族ケア経て逝去……“旅立ち直前に会った”親友は「励ましに来てくれてたのかな」
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた