被災経験したパパが教える「断水時の節水ライフハック」 660万超再生のアイデアを“もしも”の前に覚えておきたい(1/2 ページ)
いつか来る“もしもの日”のために。
1児を育てるパパ・けんきゅ(@kq_room_life)さんが、被災時に備えて覚えておきたいライフハック動画をInstagramに投稿しました。本記事では、特に多くの反響が寄せられ660万回以上再生された「断水時に役立つ節水ライフハック」2種を紹介します。
自身の経験をもとに発信するライフハック
投稿者のけんきゅさんは、東日本大震災で断水生活を経験しています。蛇口をひねれば当たり前に出ると思っていた水が思うように使えない状況になったとき、あらためて水の大切さやありがたみを知ったそうです。
その経験をもとに「自分が当時知っておけば良かったな」と感じたアイデアとして今回シェアしたのが、「お皿を汚さずに食事する方法」と「簡易蛇口の作り方」です。
お皿を汚さない! アイラップ活用術
まずは紹介するのは、岩谷マテリアルのロングセラー商品「アイラップ」を活用し、お皿を汚さずに食事をするアイデアです。断水時は水が十分に使えないため、洗い物をするのが難しいもの。しかし、汚れた皿をそのままにしておくのは不衛生ですし、においも気になります。
そこで登場するのがアイラップ。お皿にアイラップをかぶせてから料理を盛り付ければお皿が汚れないため、洗い物をする必要がありません。食事を終えたらアイラップを剥がして捨てればOK。
もしお皿が手元にない場合には、新聞紙を器状に折り、アイラップをかぶせれば、カレーなどの液状のものも入れられる簡易的なお皿に! けんきゅさんはお皿の折り方の動画やアイラップの活用術もInstagramに投稿しています。アイラップは密封性が高く頑丈なため、防災対策として1個は常備してほしいそうですよ。
少ない水で両手を洗える「節水ペットボトル」
続いて、「これ1本作っておけば節水ができます」と紹介した簡易的な蛇口の作り方を見てみましょう。
用意するのは、2リットルのペットボトルとペン、キリなど小さな穴をあける道具です。まずはペットボトルの下部にペンで印をつけて、キリ等で穴を空けます。その穴を指でふさぎながら水を入れ、ふたをすれば「節水ペットボトル」が完成! あっという間にできました。
使い方もとても簡単。ふたを緩めると穴からチョロチョロと水が出て、閉めると止まります。醤油さしの原理と一緒ですね! 立てておくとわずかに穴から水が漏れるので、使わないときには穴を上にして横にしておくと良いそうです。
家族のために覚えておきたい
一連の動画には「目からウロコでした」「新聞紙のお皿代わりは、素晴らしいですねぇ」「こーゆー使い方があったのか」と驚く声や「こういう経験しないとわからない事、当たり前が当たり前じゃなくなる事を意識しないとできない事だから、すごく助かる情報です」「有益な情報ありがとうございます」と感謝する声が寄せられました。
また、災害時だけでなく「公園で近くに水道がないとき、砂浜から車へ乗るとき便利かも!」「キャンプや子どものイベントでも使えますね」「食洗機に入れる前の予洗いのときに使うと節水になりやすいかも」など、ライフハックを日常に取り入れたいという声も集まっています。
日頃意識せず利用している水が突然使えなくなった場合、予想もできない困難に直面することになります。経験した人からのアドバイスやアイデアは、もしものときのためにもしっかりと覚えておきたいですね。
パパが発信するライフハックをもっと見る
けんきゅさんは、この他にも暮らしのアイデアや役に立つアイテムなどさまざまなライフハックをInstagramアカウント(@kq_room_life)で数多く公開中です。
画像提供:けんきゅ_30秒で分かる暮らしの工夫(@kq_room_life)さん
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