高知県の湾の奥でルアー釣りをしたら……? とんでもない巨大魚との遭遇に「初っ端からラスボス」「凄いワクワク感」と驚きの声(1/2 ページ)

旅立った瞬間にラスボス戦……!?

» 2024年06月25日 21時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

 高知県にある入り組んだ湾の奥で、ルアー釣りに挑戦! ヒットしたとんでもない巨大魚と、手に汗握る戦いを繰り広げる様子がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、動画は9万8000回以上再生されています。

サムネイル
入り組んだ湾の奥でルアー釣りしたら、とんでもない巨大魚がかかった!

車中泊をしながら全国を釣り歩く投稿主

 こちらの動画を投稿したのは釣りが好きすぎるあまり、31歳で勤めていた会社を辞め釣り旅に出た、たくわんさん。車1台で生活しながら日本全国を駆け巡り、釣り歩く様子をYouTubeチャンネル「たくわんのフィッシングライフ」で公開しています。

 そんなたくわんさんは今回、憧れる釣り人も多いという“ある”魚を狙うべく高知県にやってきました。

高知県にやってきました 高知県である魚を狙います

高知県で「日本三大怪魚」を狙う!

 今回たくわんさんが狙うのは日本の固有種であり、体長が1メートルをこえる大型の「アカメ」という魚。アカメはその名前の通り目が赤いことを特徴としていて、イトウ・ビワコオオナマズと並ぶ「日本三大怪魚」の1つに数えられているのだそうです。

 とはいえアカメだけを狙うのではなく、さまざまな場所でさまざまな魚を狙っていくと話すたくわんさん。1メートル超えが釣れたらうれしいと思いつつ、明るい時間はポイント散策メインで動き、夜にアカメを狙うことに。

ターゲットのアカメについて こちらが今回のターゲット「アカメ」です

アカメか……?

 その後一晩中釣りをして昼間は眠る生活を続けていたある日、たくわんさんはボラらしき魚の群れを見つけます。手前に群れが寄っているということは、沖に捕食者がいて逃げてきたのでは? と考えていると、暗闇から破裂音が聞こえてきます。

ばっしゃーん 大きな破裂音が

 慌ててルアーを変えて投げると、3投目に何かがヒット。とてつもない強さかつ、今まで経験したことのない引き方に「これ何!?」と慌てつつ、近くで釣りをしているアカメの達人さんに電話で援護をお願いするたくわんさん。魚の様子を伺いつつ、時には竿を引き、時には走って追いかけますが……!?

ボラがすれて 違和感と強い引きを不審に思うと
スプールを押さえても リールからとんでもない音が……!

 300メートル近くある糸がなくなりそうになるという初めての経験の中、残念ながら謎の巨大魚に敗北してしまったたくわんさん。達人さんに動画を見てもらったところヒットした魚はアカメであり、恐らく体長130センチ、体重30キロはあるラスボス級の超大物だっただろうとのこと。これは悔しいの一言ですね……!!

左の方に魚が 魚を追いかけながら戦いますが……
敗北 残念ながら逃げられてしまいました

挑戦を続けるたくわんさん

 超大物については「RPGのはじまりの街でラスボスがでてきた感じ」と表現しつつ、道具一式を大物用に変更し、その後もアカメへの挑戦を続けるたくわんさん。早速ヒットしたと思ったら……かかったのはアカメではなく、大きなヒラスズキでした。

水族館のアカメ 水族館のアカメを見て息抜き
試しにGTや 道具一式を大物用に変更しますが……

 そしてトータル2週間ほどアカメを狙い続けたものの、その後は全く反応がなかったとのこと。夏〜秋にかけてアカメが釣れるシーズンが続くことから、あまり固執せず気長に狙っていくことを心に決めたたくわんさんなのでした。

 なお、アカメは全国的に希少種であるため、生息の中心域である高知県では県を代表する魚種として「高知県注目種ガイド2018動物編」において注目種に指定しています。釣ったアカメは再放流すること、販売目的の釣りを行わないこと、他県への持ち出し自粛を呼びかけています(高知県環境基本計画第5次計画より)。

 また、同じく生息の中心域にある宮崎県では指定希少野生動植物に指定されており、捕獲が禁止されているので注意しましょう(宮崎県公式Webサイトより)。

ヒラスズキ 釣れたのはヒラスズキでした、リベンジに期待です!

「初っ端からラスボスに出会ってしまうとは」「すごい迫力でした」の声

 こちらの動画には「初っ端からラスボスと出会ってしまうとは勇者の定めですね!」「リールが悲鳴あげまくってすごい迫力でした」といった、たくさんの応援の声が寄せられています。

 たくわんさんは同チャンネルとX(旧Twitter/@PzLdm25y1D4W6yn)に、車中泊をしながら全国を釣り歩く姿を投稿しています。

「ぬし」が潜む堤防で釣りに挑戦
無人島で2泊3日釣りキャンプ
ついに釣り上げた!メーターオーバーの「ぬし」

画像提供:YouTubeチャンネル「たくわんのフィッシングライフ

三日月 影狼

オススメ記事

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」