「ホームランより気になる」 ドジャース大谷翔平の打席で「きのこの山」っぽい広告映る→明治に正体を聞いた(2/4 ページ)
「きのこの山」の現地版だった
「海外では『きのこの山』を『Chocorooms』という名称でも展開しております。CHOCOROOMSはチョコ(CHOCO)と、きのこ=マッシュルーム(MUSHROOM)を掛け合わせた名前です。日本名称のまま『きのこの山』で販売されているところも多くありますが、親しんでいただけるようアメリカを主軸に『Chocorooms(チョコルームス)』の名称でも販売しています」
そう、商品の正体はきのこの山の海外バージョン「Chocorooms」だったのです。日本できのこの山が発売されたのは1975年ですが、米国で発売されたのは32年後の2007年。現在は東アジア・東南アジア・欧州でも販売されているとのことです。
商品の生産は日本とシンガポールで行っており、中身については「生産国によって多少の違いはある」ものの、「どちらもチョコレートとクラッカーの絶妙なバランスでとまらないおいしさを楽しめる商品となっています」と担当者。現在は販路も拡大するなど、人気は好調に推移しているといいます。
ちなみに、Chocoroomsの隣に映っていたのは、パンダが描かれた「ハローパンダ」というお菓子。ビスケットにチョコが入っているチョコスナックで、担当者によると「海外で一番人気の明治ブランドのお菓子」とのことです。日本ではなじみの薄い商品ですが、1987年に「こんにちはパンダ」という商品名で販売されたこともありました。
なぜ「たけのこの里」の現地版はないのか
しかし、ここである疑問が浮かびます。「きのこの山」を紹介するならば、横に並んでいるべきは本来「たけのこの里」なのではないか――。日本では常に2つのお菓子がセットで取り上げられるため、「相方」がいないことに違和感を覚える人も多いかもしれません。
担当者によると、実はたけのこの里も「Chococones」(チョコと円錐=コーンを組み合わせた造語)という名称で、Chocorooms(きのこの山)同様アメリカで販売されていました。
しかし、商品は2016年に終売となっています。その理由は「(現地では)たけのこ自体になじみがなく、Chocoroomsの人気のほうが高かった」(担当者)から。日本では当たり前のように食べるたけのこですが、北米などではたけのこを食べる文化が日本ほど発展していないことが、商品コンセプトの理解しやすさに影響を与えたのかもしれません。
明治は日本で「きのこの山」「たけのこの里」のどちらが好きかを決める人気投票を過去3回(2001年、2018年、2019年)実施し、これまで「たけのこ」の2勝、「きのこ」の1勝となっています。日本では「たけのこ」優勢の歴史がある中、アメリカで正反対の評価となったのは、なんとも興味深いですね。
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」