皮膚病でボロボロの子猫を保護→壮絶な治療乗り越え…… 1週間ごとの記録と“結末”に「大変だったと思います」「愛と努力の勝利」(1/2 ページ)
出会えて良かった!
皮膚がボロボロの子猫が保護され育ち……。5週間にわたる闘病の様子がX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿の表示数は57万5000件を突破し、“いいね”は1万4000件を超えています。幸せになってね。
皮膚がボロボロの子猫を保護した飼い主さん
黒猫の「くろぴ」ちゃんと暮らすぷりんぶんた(@purinbunta)さんが、2024年6月の末、1匹でいる野良の子猫を保護しました。見れば皮膚はボロボロで痩せ細り、周囲に家族は見当たりません。保護したのち家族に迎え入れることにし、病院へ連れていきました。名前は「にゃろめ」ちゃんに決定。
皮膚病で痛々しい姿……
にゃろめちゃんは疥癬(かいせん)などの皮膚病を患っており、保護当初は頭部や耳の毛はほぼなく皮膚は肥厚し、腫れ上がった指先からは爪も見えない悲惨な状態でした。しかしその小さな体に宿る生命力は驚くべきものだったのです。ぷりんぶんたさんは週に1度の注射を3回、飲み薬を1カ月の予定で治療をスタート。
1週間で飛躍的に体重が増加!
わずか1週間で体重は850グラムから1100グラムまで飛躍的に増加。毛づくろいをする姿からは、回復の兆しが感じられます。ひっくり返っておもちゃで遊ぶ姿はまさに健康な子猫そのもの。がびがびだった耳やおでこの皮膚はしっとりとしてきました。
2週間目には疥癬(かいせん)はほぼなくなり、真菌の治療がスタート。毎日お風呂で真菌に効果的なシャンプーで洗います。シャンプーをされると不機嫌になってしまうそうですが、ここは耐えてもらわねばなりませんね。
3週間目にはだいぶ毛並がそろってきて、にゃろめちゃんの本来の姿が見えてきました。4週間目には、投薬は続いているものの体重は1900グラムと2キロに目前に。真菌の治療も順調に進んでいます。
5週間目にはつややかな毛並になりました!
そして5週間目。保護したときの姿がうそのようにつややかな毛並で健康的な体つきになりました! ぷりんぶんたさんの献身的なお世話によって、にゃろめちゃんはほぼ回復にいたったのです。闘病記はここでいったん終了になります。
ぷりんぶんたさんは「こうして元気になったにゃろめは、ずっとずっと永遠に、幸せに暮らしましたとさ。終わり。」という言葉で締めくくっています。小さな命の強さと、それを支えた愛情の力に深い感動を覚えずにはいられません。
本当に良かった……!
投稿には「本当に良かった、嬉しいな」「末長く、お幸せに〜」「拾ってくださってありがとうございます。にゃろめちゃんにも、ぷりんぶんたさんにも良いことが沢山ありますように」「ハッピーエンドならぬハッピースタートに」といった声が寄せられています。
また、同居猫のくろぴちゃんもにゃろめちゃんのお世話をしっかりしてくれているとか。これからみんなで仲良く楽しく過ごしてくれると良いですね。ぷりんぶんたさんは一緒に暮らす子たちの他、ご近所猫ちゃんなどの様子をX(Twitter)アカウント(@purinbunta)で公開中です。
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