「『逆転シリーズ』を拡大していきたい」 「逆転検事1&2 御剣セレクション」発売直前、キャラデ岩元辰郎氏、橋本シリーズP、西田Pロングインタビュー(3/5 ページ)

» 2024年09月01日 12時30分 公開
[Kikkaねとらぼ]

岩元さんが100パーセント開発を手掛けたキャラも!?――開発チームの押しキャラは意外なあの人?

――皆さんにお伺いしたいのですが、「逆転検事シリーズ」と「逆転裁判シリーズ」それぞれで思い入れのあるキャラクターはいますか。

西田「逆転検事シリーズ」だと木之路いちるです。最初にユーザーとして「逆転検事」に触れたときは「敵か味方か分からない」っていう信用していいのか分からないミステリアスな感じがすごく良かったのと、見た目がかわいらしいなと思っていました。

 実は今回のメインビジュアルに入れてもらおうと思って「木之路さん好きなんですよね〜」ってちょっとだけ推していました(笑)。

岩元ちょっぴり推された記憶があります(笑)。初期のラフではメインビジュアルに馬乃介もいたりしたんですけどね。

西田ですね。ただ木之路や馬乃介がいる理由が不明ということで没になりました。

 男性キャラだと狼士龍が登場シーンから好きで、シリーズ全体を通して好きなキャラは(綾里)真宵ちゃんですね。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 西鳳民国の腕利き国際捜査官・狼士龍

岩元僕はシリーズ全体だとゴドー……いえ御剣! 「逆転検事シリーズ」だとシーナと弓彦ですね。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 検事局きっての天才検事・御剣怜侍。「逆転裁判1〜3」と「逆転検事シリーズ」のCVは岩元さんが担当
逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 自称“イチリュウ”検事の一柳弓彦

 本当はもちろんもっとめちゃくちゃいるんですが、「逆転検事シリーズ」でキャラクターデザインに一番苦労したキャラクターの弓彦と、キャラクターデザインが一番スムーズだったシーナは印象に残っていますね。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 狼士龍の秘書で国際警察の一員・シーナ

 特に弓彦は“モダン”のモーションの98パーセントぐらいを自分で対応したんですよね。実はもう1キャラ100パーセント自分で対応したキャラがいるんですが、それが誰かはナイショにしておこうと思います。

橋本「逆転検事シリーズ」だともちろん御剣が筆頭ですが、水鏡秤ですかね。やっぱり“アレ”が伸びるのが衝撃でした(笑)。DS版が出たときは宣伝部隊にいたのですが、そのときから秤さんのファンですね。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 検事審査会に所属する裁判官・水鏡秤

 シリーズを通しては(希月)心音ちゃんが好きなんですよ。「心音ちゃん主人公の何かができないかな?」ってずっと僕の心の中で思っているんですけれども(笑)。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 来るか、心音ちゃんスピンオフ

恐怖のプロトタイホくん登場――開発チームイチオシエピソード

――「逆転検事シリーズ」の中で皆さんが好きなエピソード、オススメしたいエピソードはありますか。

橋本僕結構バンドーランド好きなんですよ(「逆転検事」第3話「さらわれる逆転」)。新キャラクターの一条美雲が出てくる回ですし、御剣が襲われるシーンもあって(笑)。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 真実を盗む大ドロボウ“ヤタガラス”を自称するギゾク・一条美雲
逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 検事による給与査定におびえるイトノコ刑事こと・糸鋸圭介ももちろん登場

岩元恐怖のプロトタイホくん登場回(笑)。僕は「逆転検事2」の第2話「獄中の逆転」が好きですね。キャラクターを作っていて楽しかった話ですし、あそこに出てくる新キャラクターはどれも好きです。キャラクターデザインするときに、キャラクター単体じゃなくて動物が足されるだけですごく楽にキャラメイクできました。

 「逆転裁判2」から継承している動物がなつくかどうか、という好きなネタも入れられましたし、この話のブレイクは「逆転検事シリーズ」史上一番好きですね。

西田私は2シリーズ共に5話が好きですね。1話〜4話までの伏線、キャラクターの正体が全て回収されるところがいいなと思います。

秘密満載――岩元さんが語るメインビジュアル裏話

――今回のメインビジュアルアートで特に目を引くのが、他のキャラクターと異なる時系列から登場している狩魔冥(13歳)だと思います。幼少期の彼女がキービジュアルに登場することになったきっかけを教えてください。

逆転検事 御剣セレクション 御剣怜侍 岩元さん描きおろしのメインビジュアルアートでは、狩魔冥の姿が話題に

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news179.jpg 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」