「プチ人類補完計画かと」 大阪駅前に出現した“クラウドで同期される人間たち”像が不穏すぎる 「思考の統制」「モルゲッソヨがひとつに」(1/3 ページ)

顔=個性が見えないのが不穏なのかも。

» 2024年09月15日 20時00分 公開
[五月アメボシねとらぼ]

 大阪駅前に設置された大型彫刻作品が、クラウドを可視化したようなやや不穏な造形だとX(Twitter)で話題になっています。

頭をクラウドに吸収(?)された人々

 投稿者は、ソフトウェア作家のdaiiz(@daizplus)さん。「クラウドで同期される人間たちの像あった」というコメントとともに添えられているのは、3人の頭が雲(クラウド)の中に溶け込むようにして連結されている大きな彫刻作品の写真です。

クラウドのオブジェ クラウドに頭が吸い込まれている……?(画像提供:daiizさん)

 3人の顔が見えないデザインということもあり、第一印象で「クラウドで同期される人間たち」とやや不穏さを感じたdaiizさん。

 この投稿は記事執筆時点で5万件以上のいいねを獲得しており、daiizさんと同様に不穏さを感じた人も多いようです。リプライ欄などでは「クラウドによって自由を失う図」「プチ人類補完計画」「なんか、こんな悪夢見たような見てないような……」「思考の統制っていう思想強めのオブジェかな」「ミサカネットワーク」「サーバーが吹っ飛んだらこの依存してる人達は生きていけないって事ですね」などの反応が寄せられていました。

「うめきた公園」内に設置

クラウドのオブジェ ラム・カツィール作「YUMEMITAI」 Ram Katzir (C) 2023 photo:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE

 なお、この彫刻はJR大阪駅北側の再開発地区で、2024年9月6日に先行開業したグラングリーン大阪「うめきた公園」内に設置されたもの。

 イスラエル出身でオランダ在住のラム・カツィールによる「YUMEMITAI」という作品で、実際には「クラウド(雲)を通じて人々がアイデアやひらめきを共有している様子」「うめきた公園を訪れる人々の間にコミュニケーションが生まれ、イノベーションへとつながる様子」を表しているものだといいます。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  2. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  3. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議
  4. スーパーで買った半玉キャベツの芯を植え、5カ月育てたら…… 農家も驚く想像以上の結末が1300万再生「凄い」「感動した」
  5. 東京藝大卒業生が油性マジックでサンタを描いたら? 10分で完成したとんでもない力作に「脱帽です」「本当にすごい人」
  6. 定年退職の日、妻に感謝のライン → 返ってきた“言葉”が約200万表示 大反響から7カ月たった“現在の生活”を聞いた
  7. 【ヤフオク】“3万円”で購入した100枚の着物帯 →現役着付師が開封すると…… “まさかの中身”に驚き
  8. 「立体的に円柱を描きなさい」→中1の“斜め上の解答”に反響「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」 投稿者に話を聞いた
  9. 「すんごい笑った」 “干支を覚えにくい原因”を視覚化したイラストが勢いありすぎで1700万表示の人気 「確かにリズム全然違う!」
  10. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」