「面白いアイデア」 本物のフルーツを“まさかの工程”でわたあめ化→目からウロコの完成品に「信じられないほどいい」「売っていたら買う!」【米】(1/3 ページ)

食べてみたい。

» 2024年10月14日 07時00分 公開
[五月アメボシねとらぼ]

 本物のフルーツで綿菓子を作ったら……? そんなチャレンジ動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で6万回以上再生され、作成過程に注目が寄せられています。

Turn REAL FRUIT into Cotton Candy?

フルーツフレーバーの砂糖を作る

 動画を投稿したのは、実験的調理の動画などを多く公開している海外YouTubeチャンネル「Nate From the Internet」。これまでも綿菓子機を使った動画を何本か投稿してきましたが、今回は本物のフルーツから綿菓子を作ることにチャレンジします。

 用意したのはパイナップル、ライム、イチゴの3種類。カットしてトレーに並べたら、冷蔵庫でいったん凍結させてから真空凍結乾燥機に2時間入れます。これにより、水分が完全に除去されたフリーズドライ状態になります。

 次に、フリーズドライのフルーツをウオッカに浸します。このやり方が風味を抽出するのに最適なのだそうです。冷蔵庫に入れて2週間後、それぞれのフルーツの色に染まった鮮やかな液体ができました。

ウオッカに2週間浸したフリーズドライのフルーツ ウオッカに2週間浸したフリーズドライのフルーツ

 できあがった液体をろ過して果肉などの粒子を取り除いたら加熱して煮詰め、量が少なくなったところへ砂糖を投入。水分を飛ばしたら本物のフルーツのフレーバーが付いた砂糖の完成です。

フルーツフレーバーの砂糖を作る フルーツフレーバーの砂糖を作る

 フルーツをジュースにして砂糖を混ぜ、煮詰めたほうが作業工程を簡略化できる気がしますが、ジュースは果物の成分が多すぎるため、綿菓子機ではすぐに焦げてしまうそうです。

はたして綿菓子の形になるのか……?

 いよいよ綿菓子を作ってみます。まず、パイナップルフレーバーの砂糖を綿菓子機に投入すると、ふんわりとした綿菓子ができました。ただし、パイナップルの色はまったく反映されていません。

 一方、ライムは綿状のものが少し出てきますが、大きなかたまりになりません。砂糖を少し焦がしてしまい、固まったものをミキサーにかけたのが原因と推測されます。

 そして、砂糖の色が鮮やかなイチゴはほんのりと赤く染まった綿菓子ができていき、イチゴらしい香りが立ちこめました。

イチゴの綿菓子 ほんのり赤く染まるイチゴの綿菓子

肝心のお味は?

 最後に試食です。まずパイナップルはちゃんとその味がして、よくあるような人工的なパイナップルフレーバーではないそうです。

 ライムはふわふわにはなりませんでしたが、食べてみるとちゃんとライムの風味がしたそうです。

 そして、一番期待できそうなイチゴについては、とてもいい香りがしておいしいとのこと。人工的なイチゴフレーバーではなく、「これは信じられないほどいいね」「イチゴが間違いなく一番のお気に入り」と高い評価を得ていました。

イチゴの綿菓子の試食 イチゴの綿菓子に舌鼓を打つ

抽出方法のアイデアも多数寄せらせる

 本物のフルーツの味がきちんとする綿菓子が完成したことに対し、動画のコメント欄では「フルーツシュガーはそれ自体でとてもクールだ」「本物のフルーツの味を味わえるのはワクワクするね」「これを売っていたら買う!」「すごい! 綿菓子製造機と各フルーツ50ポンドを買わなくては!」「菓子メーカーは風味付けにその方法を採用すべきだ」などの反応が寄せられています。

 一方で、もっと良いフレーバーの抽出方法があるのではないかとして、さまざまなアイデアも提案されました。

※画像は「Nate From the Internet」のYouTubeチャンネルより引用

読まれている記事

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた