袋麺「最後は追い飯!!」→「俺に指図するな!」 パッケージの文言にカチン! 実際に試したらおいしかった件(1/3 ページ)

明星食品さんありがとう!

» 2024年10月25日 11時40分 公開
[神田匠ねとらぼ]

 めちゃくちゃ忙しい!! そんなときでもしっかりお腹は空きます。食事は体ではなく心の栄養でもあるので、ちゃんと食べたいと思いつつ、余裕がないので買い置きのエナジーバーやインスタント麺でさっと食事を済ませることもしばしば。

 そんな生活だと明らかに自分に余裕がなくなっているなと感じることがあります。というわけで、最近筆者が見かけて「?」となった袋麺のメッセージの話をさせてください。

俺に指図するな!

 夜中にお腹が空いて台湾まぜそばの袋麺を作ろうとしたんです。裏パッケージの作り方を見ると、そこには「最後は追い飯で楽しめ!!」というメッセージが。

 そのときの私は余裕がなかったのか、つい噛みつきたくなって「俺に指図するな!」とX(Twitter)に投稿しました。そうすると記事公開時点で2000件近くのリポスト(リツイート)、いいねは約5万7000件とユーザーから多くの反応がありました。あらあら。

 「この姿勢はいついかなる時も大切」「メタルクウラ戦でのベジータじゃん」という声も寄せられました。私ってベジータだったんだ。

 余裕がなかったので、麺を茹でてソースをかけて食べただけで当然追い飯はしていなかったんですが、ねとらぼ編集部から「せっかくなので追い飯をしてみては?」と提案がありました。ライターの身としてWebメディアから記事の依頼は数あれど、追い飯の提案は今まで初めてです。あらためてもう一度調理をして、今度は追い飯をして食べてみることにしました。

追い飯をするぜ

また会ったね また会ったね

 先日私が食べていたものは「明星 麺神 台湾まぜそば」。袋麺でまぜそばというのもなかなか珍しいなと思い購入しました。「麺神」シリーズは極太麺でおいしいんですよね。

家系やまぜそばって命令してきがちな印象あるね 家系やまぜそばって命令してきがちな印象あるね

 パッケージ裏には「最後は追い飯で楽しめ!!」と記載されています。まぜそばといえばシメの追い飯も醍醐味ですが、家でわざわざ追い飯をするのはなかなか大変だなと思いました。だって麺だけでも1食分になるのに、そこにごはんを入れるなんて食事ストックの残弾が減るみたいで贅沢じゃないですか。

 それでは粛々と調理していきます。

 まず麺を茹でます。茹で時間は7分と、けっこう長めです。

 麺を茹でている間に、トッピングの豚ひき肉を炒め、ニラも刻んでおきます。いつもならひとつの鍋で1品作るので、すごく大変なことをしている気がします。

ほかほか ほかほか

 そして茹で上がった麺に盛り付ければ……?

うまそ〜 うまそ〜

 台湾まぜそば完成です。家で作ったとは思えないお店さながらのビジュアル。普段の自炊なら卵と海苔を乗せただけで満足していると思います。

手前味噌ですがお店さながら 手前味噌ですがお店さながら

 きれいに盛り付けましたがまぜそばなので混ぜていただくことに。ピリ辛だれと魚粉がもっちりとした極太の麺に絡んでかなりおいしい。ニラとミンチも食感のアクセントになっています。大変だけどがんばってよかった。

 麺を食べ終えてちょっとミンチが残ってしまいました。う〜ん、どうするべきか。

熱いメッセージ来たね 熱いメッセージ来たね

「最後は追い飯で楽しめ!!」

 明星食品さん!!!!!!!!!

あらま〜 あらま〜

 ということで残りの具にごはんを投入。こんなの合わないわけがないですね。今思えば「最後は追い飯で楽しめ!!」とは、最後の“シメ”にもかけていたのかなと気づき、指図するなと乱暴に声を荒げてしまった自分が恥ずかしくなりました。

おれの手、でかくね? おれの手、でかくね?

 もちろん相性は抜群。お腹も満たされて満足しました。いや〜、ちょっと手間をかけるだけで食事体験がこんなにリッチになるとはと驚きでした。

 明星食品の公式サイトによると「明星 麺神 台湾まぜそば」は全国で販売されているそうです。見かけたら裏面のメッセージに一喝した後、追い飯で楽しんでみるといいかもしれません。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2410/23/news198.jpg わずか2カ月でファッション誌の「専属契約を解除」 元RADWIMPSメンバーとの“不倫関係暴露”が原因か 「今後の起用継続が困難」
  2. /nl/articles/2410/23/news176.jpg 「またディズニー離れが……」 ディズニーランドの“クローズ情報”に「受け入れられない」「妥当」さまざまな声
  3. /nl/articles/2410/21/news017.jpg ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  4. /nl/articles/2410/18/news059.jpg “世界一黒い水性塗料”を部屋に塗ってみたら…… あまりに闇が深すぎて「出口を忘れたら」「じっと座ってみたら」と想像が止まらない人続出
  5. /nl/articles/2410/24/news161.jpg 「こんなの18きっぷじゃない」 JR「青春18きっぷ」がリニューアル 自動改札OKになるも……「事実上終了」「改悪」の声相次ぐ
  6. /nl/articles/2410/24/news015.jpg 余ったハギレ布を縫いつけたら…… まさかの大変身に「とても美しい!」「ただただ素晴らしい」と81万再生【米】
  7. /nl/articles/2410/23/news189.jpg 「好きなモビルスーツはなんですか」→中川翔子が呼びかけ“1万件の回答”集まる 特に多かった答えに「それ一択です」
  8. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. /nl/articles/2410/24/news131.jpg 皇后さま、全身水色コーデに注目 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデか【両陛下、GEA国際会議出席】
  10. /nl/articles/2410/23/news191.jpg 「そんなことある?w」 ホロライブ・大空スバルがホラーゲームを実況プレイ→叫びまくっていたら…… “まさかの画面”が表示されネット爆笑
先週の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  3. 「Snow Man」の映像が中国で物議→公開停止 所属会社「歴史的事象に対する配慮に欠けた」と中国語と日本語で謝罪
  4. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  5. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  6. 「かわいいってこういうこと」 生後1カ月の子猫が暖をとる場所は……幸せしかない姿に「この角度から見るのが最幸」
  7. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  8. 「ボットン便所を簡易水洗にしたい」→「どれどれ……」 建設会社スタッフが驚がくした“歴史的遺物”に大反響 「相当貴重なもの」
  9. 「その手があったか!」 ほぼ卵焼きだけの弁当?→“まさかのサプライズ”が800万再生 「天才すぎて泣いた」
  10. 飛行機で傷口が感染し「身体の一部を切除」 133万フォロワーの元アイドル「痛みで涙が止まらない」悲痛の現状報告
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声