昔読んだ漫画を15年探すも手がかりなし→Twitterで情報を求めたら1週間足らずで特定 「SNSすごい」と驚きの声 投稿者に話を聞いた(2/3 ページ)
死ぬ前に1度だけでいいからあの漫画が読みたい
――15年間、漫画『キラキラ』が気になっていた理由を教えてください。
ミックスバスさん:書店でさっと目を通したときに、ラストに主人公が虫に目を刺される場面があったのですが、当時の自分はあのコマを見た瞬間、恐ろしさのあまりすぐに本を閉じて家に逃げ帰ってしまっていて、トラウマになってしまいました。
後々になって「あれで終わりなのか? もしかしたら何かしら助かる展開なのでは?」と思い、再び読んでみようと思ったときにはもうその本は書店には無くて、ずっとモヤモヤしながら15年を過ごしていました。
大げさな言い方かもしれませんが、「せめて死ぬ前に1度だけでいいからあの作品を読みたい」と思うようになりました。
――作品の特定をSNSで呼びかけようと思ったきっかけがあれば教えてください。
ミックスバスさん:以前からX(Twitter)や2ちゃんねるで探索系の投稿を見ていて、特に大好きだったのがCM探索系でした。
以前から自分は、記憶の中の漫画を探すために少し休みができたら古本屋や個人の書店を巡り、まとまった休みには県外にまで足を伸ばしていたのですが、結局自分1人だけの力だったので見つけられないのかと……。「もしかしたらみんなの力を借りればあるいは……?」と思い、(作品の)特定のために呼びかけることにしました。
――作品名が判明した後、『キラキラ』掲載誌を探されていましたが、手に入りましたか? もし入手できていたら、あらためて読んだ感想を教えてください。
ミックスバスさん:あの後譲ってくださる方が現れまして、晴れて再び読むことが出来ました。15年ぶりに読んでトラウマよりも「ようやく会えた……!」みたいな感情の方が大きくて、感慨深いものがありました。
トラウマを克服したいというよりは、昔仲が良かった友達と再び出会った、みたいな感覚になりましたね。
――バズったときの心境を教えてください。特に印象に残っているコメントは何かありますか?
ミックスバスさん:バズってしまったときは「ちょっと予想よりはるかに盛り上がってないこれ?」でした。みんなでひっそりと水面下で探すようなものとばかり思っていました。
特に印象に残っているコメントとしては「本当に存在しているのか? 記憶の中にしか無い物を探しているのかもしれないし、ここから尾鰭やら何やら追加されていってまた別の作品が生まれるのでは?」という物でした。
実際に15年間探していた自分もたまに、「本当にあの漫画は存在していたのか?」と疑問に思うことが何度かありましたし、当時の(漫画を目にした)書店も今は更地になっていて、何か夢を見ていたのではと思うこともありました。
自分は『攻殻機動隊』という作品が大好きなのですが、作中に「疑似記憶」という“書き換えられた偽りの記憶”があって、この漫画のことも「まさかあれは疑似記憶なのでは……!?」と思ったりもしていました。
でもついに見つかったときは「ほら見ろ! あったぞ! あったんだぞ!」と誰かに向かって言ってやりたくなりましたね。
画像提供:ミックスバスさん(@mikusubasu)さん
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