ねとらぼ
2025/02/04 20:00(公開)

【ヤフオク】ブックオフから買った“約8000円のジャンク品”→開封したら…… “ぶっ飛んだ代物”にネット大興奮 「夢が広がる」

発売当時から気になっていた。

 Yahoo!オークション(ヤフオク)を通じて購入したジャンク品を開封する動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で4万8000回を超えています。

【異端・短命・合体ロボ】レッツノートはやっぱり最高
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レッツノートが大好き!

 動画が投稿されたのは、ジャンク品をいじったり、PCを改造したりしている「ヒコぞーん」さんのYouTubeチャンネル。Panasonicの「レッツノート」が大好きなヒコぞーんさんは今回、同シリーズの中でもとりわけ“とがった機種”である「レッツノート XZ6」を購入しました。

Yahoo!オークションで落札したジャンク品のレッツノートXZ6
発売当時は28万円したレッツノートXZ6

 同製品は、2017年に28万円の価格で発売されたデタッチャブルPC。ディスプレイ部分をキーボードから取り外し、12インチのタブレットPCとして使える点が最大の特徴で、ヒコぞーんさんによると、「堅牢なレッツからすると最高にぶっ飛んだモデル」なのだといいます。

最大の特徴はディスプレイ部分が外れてタブレットPCになるレッツノートXZ6
ディスプレイが外れる!
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総額8000円以下

 ヤフオクで購入したXZ6の筐体は非常にきれいで、パナソニック純正のACアダプター付き。出品者はブックオフであり、しっかりとした梱包(こんぽう)で送ってきてくれました。本来の落札価格は送料込みで8500円ですが、ヒコぞーんさんはクーポンを使用し、6500円に抑えました。なんという低価格!

Yahoo!オークションでブックオフが出品したジャンク品のレッツノートXZ6を購入
出品者はブックオフ!

 このXZ6はバッテリーが欠けているジャンク品だといいます。しかし、バッテリーがないなら別に用意すれば良いだけの話。クーポンを使い、ヤフオクでバッテリー単体をこれまた破格の1285円で落札したため、購入価格は合計で8000円弱となりました。サブPCとして使う予定のためバッテリーの持ちは気にしておらず、“充電もできればラッキーというか勝ち”くらいの気持ちだそうです。

バッテリーが欠けているジャンク品のレッツノートXZ6
バッテリー欠品

 側面を見てみるとキーボード側にはUSBのType-Aが2つとSDカードスロット、電源ジャック、ディスプレイ側にはイヤフォンジャックが付いています。反対側にはLANケーブルのコネクターと映像・音声出力のためのVGAおよびHDMI、USB Type-Aを装備。ディスプレイ側にはUSB Type-Cと電源ボタン、音量ボタンと排気口があり、レッツノートらしくてんこ盛りです。

筐体側面にさまざまな端子があるレッツノートXZ6
差し込み口がいっぱい

 筐体を開いて内側も確認。パームレスト部分やホイールパッド、キーボードに目立った変色やかすれはありません。ディスプレイとキーボード側の境目にスイッチがあり、ここをスライドさせることで同機種最大の“とがりポイント”である脱着が可能に。キーボードという名のカタパルトから、とてもスムーズにディスプレイが発進しました。

 SSDやCPUなどの部品が全てディスプレイ側に入っており、タブレット本体の重さは609グラムでキーボード側の重さは471グラム。ディスプレイの方が重いため合体させた状態で使うと、“今までのレッツノートの中で一番フニャフニャしている”そうです。

キーボードよりもディスプレイが重たいレッツノートXZ6
ギリギリのバランス感覚
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起動させてみると……

 いよいよACアダプターをつなぎ通電。キーボード側とディスプレイ側の双方に搭載されているバッテリーは問題なく動作し、Windows 10が起動しました。同製品はWindows Helloに対応しているので顔認証と指紋認証でのサインインが可能。ディスプレイのタッチパネルも普通に機能しており、タブレットPC時には向きに合わせて画面の表示を変えてくれます。これで約8000円は大当たり!

ディスプレイ部分がタッチパネルとして機能するレッツノートXZ6
タッチパネルもバッチリ動く
技適マークが内部に収納されているレッツノートXZ6
技適マークが内部から登場

 パナソニック純正のソフトウェアが入っているのでリカバリーディスクも作成可。搭載しているメモリは8GBで、Google Chromeによるブラウジングも軽快です。しかし、使われているのはIntelの第7世代のCPU。残念ながらWindows 11の要件を満たしていません。

 また、XZ6のディスプレイにあるUSB Type-Cは映像出力が可能。TypeCのケーブルを通じた充電には対応していないようですが、タッチパネル対応のアプリケーションを開発しているヒコぞーんさんとしてはこれで十分だそうです。

USB Type-CでつなぎレッツノートXZ6の画面を外部モニターに出力
ケーブル1本でモニター出力が可能

 なお、他のレッツノートのACアダプターと異なり、XZ6はやや細い専用のプラグを使用。既存のアダプターは差し込めないと、“他のレッツノートコレクター”へ注意を促しています。

夢がかなった

 さまざまな用途に合わせたレッツノートたちの中でも一線を画す合体ロボで、最高にぶっ飛んだモデルなXZ6。発売当時は高額なため手が出せずにいたヒコぞーんさんでしたが、7年越しに「夢が広がるPC」を買うことができました。

28万円だったレッツノートXZ6を8000円ほどで入手できた
28万円の製品が8000円ほどで手に入った!

 コメント欄には、「ヒコちゃんええなぁー、俺も買おっかなー」「これと同じタイプが2万いくらで売ってたなぁーー。まさしくジャンクの8000円弱はお得」「中古のレッツ好きなのすごいわかる」「自分もレッツノート好きです。会社の貸与PCがレッツノートで使いやすすぎて自分でも買っちゃいました」などの感想や共感の声が寄せられています。

 この他にも同チャンネルでは、1100円のジャンクPCやノートPCを購入して、再び使えるように修理する様子などを公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「ヒコぞーん」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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