ねとらぼ
2025/02/23 19:30(公開)

昭和レトロな“交番”をDIYしたら…… 700万再生されたビフォーアフターに「元いた駐在さんが見たら驚きそう」

変わった物件を再生させる取り組み。

 もともと交番(駐在所)だった物件を購入して、リフォームする様子がInstagramに投稿されました。動画は記事執筆時点で768万回再生を突破、1万7000件を超える“いいね”を獲得しています。

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物件リフォームでまちづくり

 動画が投稿されたのは、まちづくりプロジェクト「ミックスラボ」(@mixlab_jp)のInstagramアカウント。交番だった建物や空き家のスナックなど、変わった物件を購入してよみがえらせる活動に取り組んでいます。

 今回紹介するのは、岡山県にある、もともと交番だった物件。間取りは警察官の執務室の他にキッチンと3部屋の和室、トイレ、風呂、洗面所を備えています。なお、動画では分かりやすさを優先して「交番」と表現していますが、概要欄に記されている通り正確には交番ではなく居住スペースがある「駐在所」となります。あらかじめご了承ください

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壁や洗面鏡を再塗装

 本記事では、洗面所をリフォームする様子をお届けします。一体どのように生まれ変わるのでしょうか……? 早速見ていきましょう!

 まずは白い壁の一部を紺色へ変えていきます。白と紺の組み合わせは警察を意識したカラーリング。マスキングテープを一定の高さに貼ったら、テープより下の部分を黙々と塗っていきます。

リフォーム前の駐在所の洗面所
リフォーム前の駐在所の洗面所
白い壁の下側を紺色に塗装
警察っぽいカラーリング

 一通り塗り終わったものの、色が明るすぎると判断。黒い塗料を少し混ぜた紺色で塗り直すことにしました。仕上がりを見てみると、シックな紺色になりました。お次は洗濯機用のトレイ。ダイソーで購入したシートを貼っています。

ダイソーのシートを張ってトレイの色を変える
ダイソーのシートが活躍

 続いては、洗面鏡の枠部分。もともとクリーム色だったものをグレーに塗装していきます。取り外してみると、壁に固定するための板部分は非常に汚れていました。時間の流れを感じさせる汚れを落として全体をきれいにします。

クリーム色の洗面鏡
洗面鏡も塗り替えよう

 塗装作業は屋外で行います。周りに付着しないよう段ボールで囲いを作り、鏡や照明など必要な部分をマスキングしたら、グレーのラッカースプレーを噴霧。乾いたら再度同じ場所に取り付けます。真っ白な壁とグレーの洗面鏡のコントラストが美しい仕上がりに。

屋外で洗面鏡にスプレーを噴霧
グレーに塗装
グレーに塗り替えた洗面鏡と周囲の壁の親和性
意外となじんでいる?

 洗濯機用の蛇口は業者に依頼して交換してもらいました。床には一時的にダイソーのフロアシートを貼っています。こうして一通り作業が終わりました。DIY後の洗面所を見てみると、アニメやマンガに出てきそうな、ポップでかわいらしい雰囲気に。新しく設置した洗濯機もとても便利だといいます。

リフォーム後の駐在所の洗面所
雰囲気がガラリと変わった!
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「すてき!」「良いですね〜!」の声

 コメント欄には「すてき!」「良いですね〜! 理想の間取りです」「本気で欲しいんだよなぁ。昭和の駐在所」「間取りめちゃ住みやすそう!」「元いた駐在さんが見たら驚きそうですね!」「駐在所勤務だった元彼氏んちを思い出した。マジでこれ」「作業大変だけど、楽しそうですネ」などの感想が寄せられています。

 また「ドラえもん感が凄い」「なんかドラえもんの家みたい笑」「こち亀と同じ感じにすると、いいな〜」「わー! テセウスの船(ドラマ)思い出しました!」「ガンニバルの吉岡里帆んちみたいだね」など、アニメやドラマを思い出した人もいました。

 同プロジェクトの詳細はInstagramアカウント(@mixlab_jp)の他、Xアカウント(Twitter/@mixlab_jp)とnoteでも公開中です。

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