ねとらぼ
2025/05/06 06:10(公開)

「知らんかった!!」 ごみ清掃員が教える“スプレー缶の正しい捨て方”が話題 「なるほど」

勉強になる!

 誤ったごみの捨て方で火災の危険性も!?――。使い終わったスプレー缶の捨て方を注意喚起する投稿が、X(Twitter)で注目を集めています。

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どうやって捨てる?

 投稿者は、お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(@takizawa0914)さん。ごみ清掃員でもある滝沢さんは、「今日のごみトリビア」と題して、回収しやすいごみの捨て方について日々投稿をしています。今回はスプレー缶についてです。

いろいろなスプレー缶
いろいろなスプレー缶(画像提供:マシンガンズ滝沢/@takizawa0914さん)

 スプレー缶は捨て方を間違えると、ごみ収集車の火災や作業員のケガにつながります。害虫駆除やヘアスプレー、カセットコンロのボンベなど大きさや用途も違うスプレー缶は、どうやって捨てたらいいのでしょうか……?

 滝沢さんは、スプレー缶は不燃ごみとして回収する自治体が多いと前置きし、他のごみとスプレー缶を分けて捨てる方法を紹介しています。捨てる前に缶に穴を開けるルールを呼びかける自治体もありますが、穴を開けずに捨てられる自治体も増えているそうです。

スプレー缶だけ袋に入れる
スプレー缶だけ袋に入れる(画像提供:マシンガンズ滝沢/@takizawa0914さん)
作業員がすぐわかる!
作業員がすぐわかる!(画像提供:マシンガンズ滝沢/@takizawa0914さん)

 誤ったごみの捨て方で出火する事例はスプレー缶の他、モバイルバッテリーやライターなどが原因で発生しています。東京消防庁は「不用品を処分する際は、各区市町村が指定するごみの分別ルールを確認しましょう」と呼びかけており、細かいルールなどは自治体の公式サイトなどで確認すると良さそうです。

作業員がすぐわかる!

出火を起こしたスプレー缶(画像出典:東京消防庁 公式サイト

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「なるほど」「知らんかった!!!」の声

 投稿には「スプレー缶は自治体によって穴を開ける/開けないってあるんだね。なるほど」「確認したら確かに(自分が住む自治体では)穴あけ不要になってた!!! 知らんかった!!!」「危険なものという認識がないと、うっかり混ぜてしまうのかも」といった反応が寄せられています。

 なお、滝沢さんはお笑い芸人としての活動のみならず、ごみ清掃員としての経験を生かして『このゴミは収集できません』(白夜書房/角川文庫)、『ゴミ清掃員の日常』(講談社)といった書籍も手掛けています。

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(カナブンさん)

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