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漫画で読む「Apple II」 「ゲームセンターあらし」作者、iPhone発売記念で公開:ねとらぼ
「ゲームセンターあらし」の作者が、「ビル・ゲーツ物語」に続いて「アップルIIストーリー」をブログに掲載した。Apple II開発までを描いた漫画で、iPhoneの発売を記念して公開したという。
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漫画「ゲームセンターあらし」の作者・すがやみつるさんが、「Apple II」開発までの歴史を描いた漫画「アップルIIストーリー」を、7月11日のiPhone発売日に公開した。
「Apple IIを作った2人の青年だって、初めは無一文だった。それが7年後には億万長者。マイコンには限りない夢があるんだぜ」――予告編では、石野あらしのライバル・大文字さとるが、スティーブ・ウォズニアック氏とスティーブ・ジョブズ氏をこんなふうに紹介する。
本編は、電気工作好きのウォズニアック少年がコンピュータを知り、ジョブズ氏と出会い、「誰でも気軽に使える個人用コンピュータを作りたい」と「Apple I」「Apple II」を開発するまでを、28ページにわたって描いている。
「別冊コロコロコミック」1984年5〜6月号に掲載したもので、iPhoneの発売を記念して公開した。「漫画の内容は、児童向けということもあり、当時の限られた資料をもとにしていることもあり、いま見るとおかしなところも多々ありますが、そのあたりは、ご寛容にお願いいたします」とのことだ。
6月に、ビル・ゲイツ氏の起業までを描いた漫画「マイコンの神様 ビル・ゲーツ物語」を公開したところ好評で、「アップルIIストーリー」も読みたいというリクエストがあったため公開を決めたという(「ゲームセンターあらし」とゲイツ氏が握手していた)。
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