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ヤマトHD、宅急便1個につき10円を被災地に寄付
ヤマトホールディングスは東日本大震災の復興を支援するため、宅急便1個につき10円を寄付する。昨年並の取り扱い個数なら寄付額は約130億円に上る。
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ヤマトグループは東日本大震災の復興を支援するため、宅急便1個につき10円を寄付すると発表した。
対象は国内の宅急便すべてで、サイズや運賃にかかわらず取り扱い1個につき10円を復興支援活動を行う公的な団体や基金などに寄付する。寄付に伴う運賃の変更はない。期間は2011年4月1日から2012年3月31日まで。宅急便取り扱い数が昨年度と同規模になれば、寄付額は約130億円になるという。金額や寄付先は同社サイトで公開していく。
現在、ヤマトグループは岩手県、宮城県、福島県の3県に「救援物資輸送協力隊」を設置し、車両200台、人員500人を用意して救援物資を各地の避難所、集落、病院、養護施設などに届ける活動を行っている。
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