ミクシィが新オフィス公開 「もう1度、渋谷をWebクラスタの集積地に」:写真でチェック!(1/3 ページ)
ミクシィが渋谷の新オフィスをメディア向けに公開。「mixi」だけでなく「オフィスもコミュニケーションプラットフォームに」というコンセプトのもと、Ustream配信できるセミナールームなどを用意した。
ミクシィは4月21日、3月に移転した東京・渋谷の本社オフィスをメディア向けに公開した。「mixi」だけでなく「オフィスもコミュニケーションプラットフォームに」というコンセプトのもと、Ustream配信できるセミナールームや社員同伴であれば誰でも入れるコラボレーションスペースなどを用意した。
渋谷はサイバーエージェントやアマゾンジャパンがオフィスを構え、ヤフーやグーグルジャパン、グリーの本社がある六本木からも近い。同社の小泉文明経営管理本部長は「もう1度、渋谷がWebクラスタの集積地になるのでは」と話し、新オフィスを「東京発の『ソーシャル』を皆と作っていける場にしたい」と語った。
今後の事業拡大による人員増加に対応するため、原宿の前オフィスから移転した。新オフィスはJR渋谷駅から徒歩約8分の新築ビル「住友不動産渋谷ファーストタワー」にある。現在の社員数は約400人だが、その倍は入る広さという。同じビルの階下にはグルーポン・ジャパンも入っている。
「オフィスもコミュニケーションプラットフォーム化」をコンセプトに掲げ、会議室を増やしたほか、Ustream配信用のカメラユニットを設置できるセミナールームも新設した。記者会見やエンジニアの勉強会など、情報発信の拠点として使っていく予定だ。
社員同伴であれば誰でも入れる広めのコラボレーションスペースには、テーブルが並び、畳やソファーでくつろげるエリアも。ダーツマシンとビリヤード台を備えたプレイルームは以前は社員向けだったが、来客にも開放していく。
同社の笠原健治社長は「組織的にもパワーアップして業務にまい進していきたい」とコメント。東日本大震災以降、mixiが被災者の情報交換などに使われていることにも触れ、「全ての人に心地良いつながりを提供するのがmixiのミッション。非常時だからこそつながりが大事になっていくと思う。そこを支える役割があると改めて認識しており、その役割を実現していけるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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