ニュース
エジプトの英雄になったGoogle幹部、長期休暇取り貧困との闘いへ
エジプトの反政府デモに参加して治安当局に拘束されたGoogle幹部が、同社を一時離れることにした。貧困や教育の問題に取り組むためだ。
advertisement
エジプトで英雄になったGoogle幹部ワエル・ゴニム氏が、同社を一時離れることを明らかにした。貧困と闘うとしている。
ゴニム氏はエジプト出身のGoogleの中東地域担当マーケティング責任者。同国で1月に同国で起きた反政府デモに参加し、一時治安当局に拘束され、10日あまり後に解放された。同氏はこの出来事で英雄として注目されるようになり、Time誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた。
同氏は4月24日、長期休暇を取ってテクノロジー系のNGO(非政府組織)を立ち上げると自身のTwitterで明らかにした。貧困と闘い、教育を振興するためとしている。Twitterでは、シリアなど中東地域で起きている反体制デモに呼応した世界的な抗議運動を行う意向も示している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Time誌の「影響力のある100人」にFacebook CEOや南相馬市長
Time誌の「世界で最も影響力のある100人」にWikiLeaksのジュリアン・アサンジ氏や、福島県南相馬市の桜井勝延市長、宮城県南三陸町の菅野武医師が選ばれた。