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地球外生命体探す電波望遠鏡、資金不足で休止に

SETIプロジェクトが、宇宙からの信号を受信するための電波望遠鏡を休止させた。政府の予算不足が理由だ。

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 電波望遠鏡を使って地球外生命体を探査するプロジェクトが、政府の予算緊縮のあおりを受けて中断された。

 プロジェクトを運営するSETI Instituteは4月26日、カリフォルニア大学バークリー校ハットクリーク観測所に設置している電波望遠鏡群「Allen Telescope Array」が休止状態になったことを明らかにした。連邦政府と州政府からの補助金が削減されたためだ。

 SETIは米空軍との提携を模索するなど、新たな資金調達の方法を探すと同時に、寄付も募っている。

 Allen Telescope Arrayは、Microsoft創設者の1人ポール・アレン氏からの寄付で2007年に建設された。SETIはこの望遠鏡を使って、地球外生命体が発する電波を受信することを目指している。

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