advertisement
ラジオ放送をネットで同時配信するradikoは、東日本大震災の被災地にあるラジオ7局の放送を4月28日から順次全国配信する。被災地の情報を届けることで、風評被害の回避に役立てるほか、ふるさとを離れて避難している人に現地の様子を伝える狙いだ。
28日午後0時に特設サイトを開設し、ラジオ福島、エフエム岩手、エフエム仙台、エフエム福島の配信を始める。アイビーシー岩手放送、東北放送、茨城放送も5月中旬から配信する。同プロジェクトの公式アプリも6月初旬に公開する予定だ。
配信期間は約6カ月間。特別対応のため、通常のradikoのサービスとは異なり、放送と連動した番組情報やオンエア楽曲の表示はなく、音声のみの配信となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 宮古市の情報伝える「みやこさいがいエフエム」、Ust配信中
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県宮古市のコミュニティFM「みやこさいがいエフエム」が、Ustreamを使って市外にも配信を続けている。 - ラジオ福島の震災情報を全国放送 ラジオNIKKEIで、radikoでも
ラジオNIKKEIがラジオ福島の震災情報番組を全国放送している。被災者の安否確認などに役立ててもらうほか、「頑張っている放送局仲間の励みになれば」とコメントしている。 - radiko、聴取エリア制限を解除 3月13日17時から
radikoが3月13日17時から、エリア制限なしでどの地域からでも聴取可能になった。 - スマホアプリも支援に名乗り 値下げ・無料化の動きも
東北地方太平洋沖地震を受け、スマートフォン向けには、安否確認に役立つアプリが公開されたり、被災地で役立ちそうなアプリが値下げされたりしている。