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坂本龍一氏らが被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」

坂本龍一氏がチャリティー作品への寄付を募る被災地支援プロジェクトを立ち上げ。「一過性ではなく長期間継続できる活動」を目指す。

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 「プロダクションでも、レーベルでもなく、個人としてできることを」――アーティストの坂本龍一氏とデジタルステージ社長の平野友康氏が4月27日、東日本大地震の被災地を支援するプロジェクト「kizunaworld.org」を立ち上げた。

 kizunaworld.orgでは、プロジェクトの趣旨に賛同するアーティストとともにチャリティー作品を提供し、寄付を募る。集まった支援金は、被災地で普遍的に必要になるとみられる「医療」「子ども」「食料」「住宅」「エネルギー」の5つの分野で活動する団体(国境なき医師団、Save the Childrenなど)に寄付する。

 第一弾として、坂本氏とイタリアの現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティ氏によるアニメーション作品「KIZUNA' -pray for Japan-」を提供する。

 「一過性ではなく長期間継続できる活動にしてゆくこと」を目指し、寄付先の活動状況や被災地への復興の道筋をメールニュースやTwitterで報告することで「被災地でどのような支援が必要かを共に考えていける場を設けていく」という。Ustreamなどを使って被災地の今を支援者と共有することも企画するとしている。

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