ニュース
LinkedIn、今年中に日本語版提供へ エンジニアなど募集中!
ビジネスSNS「LinkedIn」が今年中に日本語版の立ち上げを計画している。ベンチャーキャピタリストの伊藤穰一氏がブログで明らかにした。
advertisement
米国のビジネスSNS「LinkedIn」が今年中に日本語版の立ち上げを計画している。LinkedInの日本展開を手伝っているという、ベンチャーキャピタリスト伊藤穰一氏が5月8日、自身のブログで明らかにした。
日本語版提供に向け、「Product Lead」「Design Lead」「Senior Software Engineer」などの職種で求人募集も始めた。「LinkedInは日本展開を非常に重視」しており、日本語版の開発にあたるチームは「米国にいる一線級のシニアチームと直接仕事をすることになる」と伊藤氏は説明している。
LinkedInは、自分の職歴やスキルをプロフィールページに記入し、就職活動に活用したり、仕事上のネットワークを広げたりできるSNS。2003年5月にスタートし、会員数は今年3月に1億人を突破した。
伊藤氏はLinkedInについて「ソーシャルネットワーク」ではなく「プロフェッショナルネットワーク」とコメント。「社会人としてのアイデンティティーを確立したり、ビジネスの専門知識や情報の共有をしたり」でき、「日本は今まさにLinkedInを必要としている」と記している。
米マサチューセッツ工科大学メディアラボの所長に就任することが決まっている伊藤氏。LinkedInの日本語版の立ち上げは、メディアラボへ移る前の「最後の『実質的な仕事』」になるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ビジネスSNSのLinkedIn、会員数が1億人を突破
IPO申請中のLinkedInの会員数が1億人を突破した。Facebookの6億人には及ばないが、週当たり100万人のペースで会員数が拡大している。 - ビジネスSNSのLinkedInがIPOを申請
9000万人のユーザーを擁し、多様な企業が人材採用に利用しているビジネスSNSのLinkedInが株式公開を申請した。 - 伊藤穰一氏がMITメディアラボ所長に就任
起業家でベンチャーキャピタリストでもある伊藤穰一氏が、米マサチューセッツ工科大学メディアラボの4代目の所長に就任する。 - 「Webで最も影響力のある25人」にジョブズ氏や伊藤穰一氏
大手IT企業の幹部や新興Webサービス設立者のほか、コメディアンのジョン・スチュワート氏の名前も挙がっている。 - 新CEO 伊藤穣一氏に聞く、クリエイティブ・コモンズとは
レッシグ氏の後を引き継ぎ、伊藤穣一さんがCCのCEOに就任した。CCとは何か、CCを使うメリットは、CEOの役割は――伊藤さんに聞いた。