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「世界一目指して作りました」 GMO、24時間無料の社食を公開 託児所も「ライバルはFacebook」(1/4 ページ)

GMOグループが「世界一」を目指して作った社食と社員専用託児所を公開。社食は24時間利用でき、メニューが全て無料。託児所に預けた子どもと一緒にランチ――もOKだ。

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体に良さそう!

 GMOインターネットグループは6月16日、「世界一」を目指して作ったという、社員食堂「シナジーカフェ GMO Yours」と社員専用の託児所「GMO Bears」をメディア向けに公開した。福利厚生を充実させることで、スタッフの意欲を高め、優秀な人材を集める狙いだ。

 GMO Yoursは全てのメニューを無料で提供する。午前8時〜午後8時はセルリアンタワー東急ホテルから仕入れたパンやコーヒーなどの飲み物を、午後0時〜午後2時はビュッフェ形式のランチを楽しめる。24時間利用できるファミリーマートの自販機も設置した。

 Wi-Fi環境を整備しており、その場で仕事をしたり、来客との打ち合わせに使ったりできるようになっている。毎週金曜日の午後6時〜午後10時は専属ソムリエのいるバーが出現。社員が集まって気軽に交流できるよう、DJブースやカラオケ機材も用意した。営業は17日から。

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GMO Bearsにて熊谷社長

 GMO Bearsは0〜6歳の子どもを10人まで保育する。社員が子どもを預けて仕事をし、ランチはGMO Yoursで一緒に食べる――といったことが可能になる。今夏オープンの予定で、「原則無料で利用できるよう調整中」(GMOインターネット熊谷正寿社長)と、実際の運用面についてはこれからとしている。

 「GMO BALI RELAX」と名付けたリラクゼーションルームも新設した。プロのマッサージ師によるボディケアサービスを10分500円で受けることができる。1人30分まで利用できる昼寝スペースもある。

 GMO Yours、GMO Bears、GMO BALI RELAXの総工費は合わせて9000万円。ランニングコストは月2000万円で、社員1人当たり1万円の計算という。「流れの早い業界を生き抜くためには人材が大変重要。優秀な人材が集まり、切磋琢磨できるようにするためには、スタッフがハッピーでなければならない。世界一のサービスを提供するには、世界一の人材が集まる仕組みを作る」と熊谷社長は語る。

 無料の社員食堂は、GoogleやFacebook、Twitter、楽天などのオフィスにもある。「本気で世界一」の社食を目指しているGMO Yoursのライバルは? と問われた熊谷社長は「Facebook」と笑いながら答えていた。

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