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「キーのないキーボード」の特許、Appleが出願

ボタンがないマウスを作り出したAppleが、次はキーのないキーボードを送り出してくるかもしれない。

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 ボタンがないマウスの次は、キーのないキーボード?――米Appleが、キーのない圧電式キーボードの特許を出願していることが分かった。

 「圧電式の音響・静電容量検知」と題されたこの特許は、2010年1月に米特許商標局に出願された(出願番号20110175813)。入力デバイスに関する技術で、入力面に文字を表示し、ユーザーがどの文字を押したかをセンサーで検出するという。

 例えば、「圧電センサーで、ユーザーが入力面をタップしたときに生じる音響パルスを検出する。それぞれの文字は異なる音響パルスシグネチャを発し、入力デバイスは検出したパルスをデータベースを照合して、どの文字がタップされたかを判定する」と公報では説明されている。

 Appleのスティーブ・ジョブズCEOはボタン嫌いなことで知られ、初代Macには矢印キーをつけず、iPhoneではキーパッドを廃している。2009年にはボタンもスクロールホイールもないマウスを発売した。

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