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Google日本法人は8月5日、「Google マップ」のストリートビューで、原爆ドーム(広島市)の内部を公開した。建物外周の写真はこれまでもストリートビューで見ることができたが、今回は広島市の協力で、通常は立ち入ることができない内部を撮影した。
相生通り沿いから、ドアがあったと思われる壁の穴をくぐると、がれきが散乱したエリアがあり、矢印をクリックしてさらに前へ進むとドームの中へ。周囲を360度見渡したり、天井を見上げたりできる。
Google マップの原爆ドームのプレイスページで、右カラムのサムネイル画像にマウスオーバーして矢印をクリックし、ドーム入り口のような画像に切り替えると閲覧できる。閲覧方法はこちらのページでも解説している。
明日8月6日で、広島への原爆投下から66年を迎える。「原爆ドームの外観・内観のストリートビュー画像が、日本のみならず世界中の人々が少しでも広島について興味を持ち、原爆ドームさらには平和について考えるきっかけになることを祈っています」と同社は公式ブログでコメントしている。
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