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まんべくんのTwitterが中止に、戦争発言めぐり 長万部町長がお詫びコメント

北海道・長万部町のゆるキャラ「まんべくん」が終戦記念日の前日に投稿した戦争に関するツイートをめぐり、白井町長がお詫びコメントを発表。公式Twitterアカウントの運用は中止する。

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まんべくんの発言(Togetterより)

 北海道・長万部町のゆるキャラ「まんべくん」が終戦記念日の前日に「どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです」などとTwitterに投稿し、物議をかもしていた問題をめぐって、長万部観光協会は8月16日、公式ブログに白井捷一町長のお詫びコメントを掲載した。まんべくんのTwitterは中止する。

 まんべくんは14日にTwitterアカウント「@manbe_kun」で「さて、明日は終戦記念日だからまんべくん戦争の勉強するねッ!」と書き込んだ上で、「どう見ても日本の侵略戦争が全てのはじまりです」「日本の犠牲者三百十万人。日本がアジア諸国民に与えた被害者数二千万人」「守るための闘いなら仕方ないが、どう見ても侵略」などとツイート。これを見たネットユーザーからは「これはやりすぎ」といった批判や「長万部町の公式見解なのか?」といった困惑の声が上がっていた。

 白井町長のコメントによると、@manbe_kunの発言は、長万部町がまんべくんのキャラクターの商標を許可している「株式会社エム社」によるもので、長万部町の公式発言ではない。だが「町のキャラクターである『まんべくん』の発言」であり、「皆様にご心配ご迷惑をおかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

 今後はエム社への「まんべくんの使用許諾権」を禁止し、@manbe_kunの運用を中止する。白井町長は「今後このようなことのないよう十分に注意を払い、更に今回の状況を調査し適切な対応をして参ります」と述べている。

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