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北米では協調性がない男性ほど給料が高くなるようだ。米国とカナダの大学がこんな研究結果を発表した。
協調性は人を評価する際の重要な要素になるが、職場での成功という点では、必ずしもそうではないと米ノートルダム大学のティモシー・ジャッジ教授は語る。同校は米コーネル大学、カナダのウェスタンオンタリオ大学とともに、青年全国縦断調査などのデータを分析して、協調性と給料の関係と性差について調べた。
その結果、協調性があると職場では損になることが示されたという。その傾向は男性に顕著で、協調性が低い男性ほど収入が高かった。「nice guys finish last(いい人(お人好し)は勝てない)」という格言通りだ。ただし、女性の場合は男性ほど大きな違いはなかった。
協調性が低い男性はやり手と思われるが、協調性の低い女性は支配欲が強いと思われるとジャッジ氏は言う。「(カリスマ主婦の)マーサ・スチュワートと(実業家の)ドナルド・トランプを考えてみるといい。どちらもタフなタイプだが、マーサ・スチュワートの方がネガティブに報道されていると思う」
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