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3DSカンファレンスで見つけたヘンなもの。「ARおドールカード」ってなんだ?日々是遊戯

ニンテンドー3DSの大きな特徴のひとつである「AR」機能。これを使った、ちょっと面白いカードゲームが「ニンテンドー3DSカンファレンス 2011」に出展されていました。

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これは……リアル遊戯王?

 「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」や「スーパーマリオ3Dランド」をはじめ、多数の新作タイトルが試遊できた「ニンテンドー3DSカンファレンス 2011」。その中でひとつだけ、ちょっと気になる試遊コーナーを見つけたので紹介します。

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 テーブルの上に置かれているのはニンテンドー3DSと、なにやらイラストが描かれた8枚のARカード。表に描かれているのは「新・光神話 パルテナの鏡」のキャラクターで、ニンテンドー3DSのカメラを通して見ると、カードから3Dのキャラクターが飛び出す仕組みです。

 ――と、ここまでなら3DS標準のARカードと同じですが、このカードにはもうひとつユニークな要素が。2枚のカードを向かい合わせにして置くと、下画面にそれぞれの名前やステータスが表示され、なんと飛び出したキャラクターがバトルをはじめます。ステータスにはHP、攻撃、すばやさのほか、盾や剣といった何らかの属性らしきマークも。何度か色々な組み合わせで試してみましたが、基本的にランダム要素はなく、同じカードの組み合わせなら何度戦っても勝ち負けは同じになるようでした。

 このカードは「ARおドールカード」と呼ばれるもので、「新・光神話パルテナの鏡」と関連して、今後何らかの形で配布したり、プレゼントしたりしていくとのこと。ただスタッフに聞いてみたところ、現時点ではこのカードがゲーム内でどのように使われるか、またどのように配布されるかなども含め「一切未定」だそう。今回はあくまで「こういう機能があります」ということを見せるための出展のようでした。

 カードから飛び出したキャラクターが戦う様子はまさにリアル「遊戯王」。今の状態でも、例えばチームを組んで「せーの」で順番に1枚ずつカードを出して戦わせていく――といったルールを設定すれば、ちょっとしたカードゲームとしては十分に遊べそうです。

 試遊コーナーではそのほか、巨大サイズの「女神パルテナ」カードや、開発中カードの展示なども。遊び方や配布方法などが「一切未定」という点が気になりますが、今後の続報に注目していきたいところです。

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