第32回日本SF大賞は「華竜の宮」 「魔法少女まどか☆マギカ」受賞ならず

第32回日本SF大賞に人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」がノミネートされ話題になったが、受賞はならなかった。

[ITmedia]

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　日本SF作家クラブが「第32回日本SF大賞」を発表した。「魔法少女まどか☆マギカ」の受賞はならなかった。

　大賞受賞作は上田早夕里さんの小説「華竜の宮」。特別賞には横田順彌さんの「近代日本奇想小説史　明治篇」が選ばれた。また今年7月に亡くなったSF作家の小松左京さんに特別功労賞が贈られた。小松さんは日本SF発展の原動力として、生涯を通じて活躍した功績が認められた。

　日本SF大賞は小説、評論、漫画、イラスト、映像、音楽など、ジャンルやメディアにとらわれず、対象年度内に発表されたSF作品の中から最も優れた作品を選ぶというもの。候補作に人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」がノミネートされ話題になっていたが、残念ながら受賞はならなかった。

　これまでに同賞を受賞したアニメ作品は「新世紀エヴァンゲリオン」（1997年）、「イノセンス」（2004年）、「電脳コイル」（2008年）。